急いでコンビニ ページ26
「ねぇねぇ。」
ｷｭ「ん？」
「なんか気まずいの、私だけ？」
ｷｭ「っぷ(笑)」
キュヒョンと腕を組みながら、ずんずんとコンビニへ向かう私達
ヒソヒソ声で、キュヒョンに問いかけると
キュヒョンは肩を震わせて笑った
ｷｭ「チャンミン、見られてるの知らないんだから。
Aも普通にしてて(笑)」
「だってぇ…。あんなの初めて見たから、どうやってチャンミンと顔合わせたら良いのか分からないんだもん」
ｷｭ「っふ(笑)今後ろ振り返ってみろよ？
きっと不機嫌そうに歩いてると思うよ？」
「なんで？あ！私達が内緒話してるからぁ？」
ｷｭ「ん〜まぁな(笑)」
ずんずん歩き進めながら、キュヒョンにそう言われて
控え目にチラッと後ろを確認すると
CM「……。」
キュヒョンの言うように、制服のポケットに手を入れながら
私達の後ろから、これまたずんずんと歩くチャンミンがいて
その表情は、本当に不機嫌そうだった
「っ！？
ホントだ！チャンミンなんか怒ってる！」
ｷｭ「ｸｸｯ(笑)
A？面白いから、ちょっと試して良い？」
「えぇっ？何を？」
チャンミンの不機嫌さに焦る私とは対照的に
それを楽しんでいるかのようなキュヒョン
わけが分からず、ハテナだらけの私の腕をキュヒョンは解き
その手を、今度は私の腰に回した
「ちょっ！キュヒョンっ！」
ｷｭ「このままコンビニへGO！」
「えぇっ！？」
歩くというよりは、走っている程の速度で進む私達
足の長さが違うキュヒョンに着いていくのがやっとで
息も切れ切れになってくる
「はぁ…はぁ…キュヒョンっ」
息を切らしながら、直ぐ隣のキュヒョンを見上げると
私がいつも見ている、ふざけて笑うキュヒョンの顔ではなくて
なんとも優しい顔で、歩く速度を少し落として私ににっこりと笑った
すると
ガシッ！
背中から私とキュヒョンの肩を掴むように
チャンミンがピタリと張り付いた
突然のことで、驚いてその場に立ち止まった私達
するとチャンミンはとても低い声で私達に言った
CM「お前ら歩くの早ぇーんだよ。」
けれどキュヒョンはいつものようにチャンミンに言い返す
ｷｭ「えっ？そうだった？」
「っ！？」
CM「確実に早ぇーだろ、さっきは」
ｷｭ「だってAが喉渇いた〜って言うからさ〜」
「えっ！？」
私に振るな！バカキュヒョンっ！
恐る恐る振り向きチャンミンを見上げると
思った以上に顔が近くにあって再び驚く私
「っ！？」
CM「近いんだよ。キュヒョンと距離が」
「はっ？」
CM「一人で歩け」
チャンミンはそう言うと、私の背中に回ったキュヒョンの腕を解いた
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裕(プロフ) - 美里さん» 読んでくれてありがとうございます。説明文のとこ？に『準備中です』と書いておいたのですが、見られなかったでしょうか？すみません。数話up出来ましたら全体に公開致します。今暫くお待ち下さい<(_ _)> (2018年12月27日 15時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
美里(プロフ) - いつも拝見しています。裕さんが更新するたび飛んできてます(^o^)次章にパスがついているのは私だけでしょうか？ (2018年12月27日 14時) (レス) id: 1c434293c2 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - yuritackeyさん» 甘々も気に入ってくれて嬉しいです(*´ω`*)また2章をお願いします<(_ _)> (2018年12月27日 13時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ゆっこさん» ありがとうございます(*´∀`*)ノ嬉しいなぁ♪また2章をお願い致します<(_ _)> (2018年12月27日 13時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
yuritackey(プロフ) - 甘々チャンミン！好きです！w更新が本当に楽しみです！ (2018年12月27日 12時) (レス) id: 37ee1174d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2018年12月5日 1時
