ほくほくルンルン ページ18
その日の放課後
私は慌てて学校を出ると、バイト先へと向かった
バイト先の更衣室で制服から私服に着替えると
社員さんに今日の仕事を聞く
一通り指示されて、早速仕事に取りかかると
そこに、2つ上の大学生のアルバイトさんがやって来た
『今日中にこの在庫調べときたいんだけど、社員さんから聞いてる？』
その大学生のアルバイトさんは、バイト歴は高校生からだそうで
もう4年になるベテランだった
「はい！聞いてますよ。ユノさんのお手伝いをしてほしいって」
YN「じゃあ、さっさと片付けるかぁ〜！」
「はいっ」
アルバイトも入れ替わりが多いから、4年も続けているのはとても貴重らしくて
社員さんの次にこの”ユノさん”はとても皆に頼りにされている
沢山積み上がっている段ボールを一つ一つ確認し
在庫をチェックしていく
とても根気が必要な作業だけれど
こんな作業も、私は嫌いではない
周りのバイトは皆嫌がるけれど、私はこんな作業も寧ろ好きだ
「ユノさーん！在庫10でーす！」
YN「了解っ。次っ！ブラック」
「123……8でーすっ」
YN「了解っ！」
ユノさんと、だんだんとテンポ良く在庫のチェックを進めていると
ほとんどのチェックは終わって、ユノさんもその表情が柔らかくなっていった
YN「ラストーっ！ホワイトっ！」
「３でーすっ！」
YN「はぁ〜終わった〜！」
「お疲れ様でしたっ！あははっ(笑)」
アルバイトながらも、仕事で感じる達成感が心地良い
ユノさんと2人で終わらせた仕事が、また1つ私の自信になってゆく
その日のバイトは、その仕事だけで終わってしまったけれど
社員さんもユノさんも、私をすごく褒めてくれた
社員「Aちゃん早かったね！すごいよっ！」
YN「Aちゃんと組むと凄くハイペースでやりやすかった。ありがとう」
「いやぁ〜……エヘヘ」
社員「まさか時間内に終わると思ってなかったもん！もぉ〜本当にお疲れ様ぁ〜！」
YN「お疲れ様、Aちゃん。帰り気を付けて帰るんだよ？いい？」
「はいっ！お疲れ様でしたっ！お先に失礼しますっ！」
２人にいっぱい褒めてもらって、心はほくほく
帰り道もスキップしそうな勢いで、駅に向かい電車に乗る
電車が混んでいても、気持ちはルンルンで
直ぐに家の最寄り駅に到着した
にまにましながら改札をくぐり、自宅へと歩き出すと
「えっ！？」
そこには、歩道沿いのフェンスに凭れてスマホを見ているチャンミンが立っていた
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裕(プロフ) - 美里さん» 読んでくれてありがとうございます。説明文のとこ？に『準備中です』と書いておいたのですが、見られなかったでしょうか？すみません。数話up出来ましたら全体に公開致します。今暫くお待ち下さい<(_ _)> (2018年12月27日 15時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
美里(プロフ) - いつも拝見しています。裕さんが更新するたび飛んできてます(^o^)次章にパスがついているのは私だけでしょうか？ (2018年12月27日 14時) (レス) id: 1c434293c2 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - yuritackeyさん» 甘々も気に入ってくれて嬉しいです(*´ω`*)また2章をお願いします<(_ _)> (2018年12月27日 13時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ゆっこさん» ありがとうございます(*´∀`*)ノ嬉しいなぁ♪また2章をお願い致します<(_ _)> (2018年12月27日 13時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
yuritackey(プロフ) - 甘々チャンミン！好きです！w更新が本当に楽しみです！ (2018年12月27日 12時) (レス) id: 37ee1174d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2018年12月5日 1時
