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No.14 ページ14
ー綴sideー
臣「綴！ご飯できたからAさん呼んできて。」
臣さんにそう言われ
Aさんの部屋へと向かった。
ノックをし、遠慮気味に扉を開け顔を覗かせた。
窓際に座りタバコを吸うAさんはかっこよかった。
こないだとは全く雰囲気の違う
少しぼさっとした髪の毛に眼鏡をかけジャージ姿。
こんな格好をしていても様になっている。
「Aさん、ご飯ですよ！」
そう伝えるとタバコの火を消し
ありがとう。と俺の横にある段ボールを指差した。
映画の台本を貸してくれるとのことだった。
段ボールの中を覗くと
俺の一番好きな作品の台本があった。
嬉しくてそれをAさんに伝えると、
A「…ありがとう(笑)俺もその作品が携わった中で一番好き(笑)全部もってっていいよ(笑)」
と気恥ずかしそうに答えるAさんに
頭をポンッとされた。
いつも弟たちにはしているけど、
され慣れていない俺は嬉しい反面少し恥ずかしくなった。
それを隠すように、
あ！ご飯だった！とAさんの背中を押し、
リビングへと向かった。
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chami(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。対処が遅くなりましたこと本当に申し訳ございませんでした。 (2017年9月13日 14時) (
レス) id: 740ec13c0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chami | 作成日時：2017年9月7日 16時
