岸くんに愛されすぎちゃって困ってます！ (ページ8)

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初めての大喧嘩⑥ ページ8

玄樹side

さらなる悲劇が、、、僕を襲った。

実家に帰ろうと、どしゃぶりの雨の中傘も持たず

涙で、、前が見えなくて、、

歩いていた時、

急に、眩しい光がして横を見たら…僕は…

ドン！！！

っという音とともに、意識を無くしてしまった。

＂岸く……ん…''

岸side

んー。

今、何時だ！！

って、夜中の１時じゃんか。

何か、さっき、岸くんって呼ばれた気がした。

隣を見…あれ…何でリビングで寝てるんだ？？

そんな事は、どうでもいい。

とりあえず、ここで寝たら風邪ひくし、

玄樹くん、起こして寝室に移動しよって事で、

横で寝ている愛しい人を起こします！

げ、げ、玄樹くんって呼びながらわさわさすると、

廉(んー、もうちょい寝かせてくれやん。)

岸(今の声って、、、起きて！起きて！)

廉(何やねん。今、何時よ？)

岸(今、夜中の１時ですって起きろって！！)

廉(もう何～。飲み過ぎて頭痛いわ。)

ドタバタ

岸(廉！！何でここにいんの！？え？え？)

廉(何でおんのって、家で飲み直そって優太

が言うからさ。優太家に来て

それで、そのまま寝ちゃって…今に至るな。)

岸(そっかぁ、って、そうじゃなくて、

じゃあ、玄樹くんは…何処いんの？)

廉(寝室で寝てるんちゃうん？)

岸(寝室…)

俺は、急いで寝室に行き電気をつけた。

そして、おそるおそるベッドの布団を、

めくりながら、玄樹くんと呼ぶ。

だけど、そこには、愛しの姿はなかった。

俺は、家中の電気をつけ、寝ている廉に

申し訳ないて思いながら、玄樹くーん、

何処にいるの？いわげん、いわげーん！！

って大きな声で、家の中を探しまくる。

ちょっとパニックになりかけた時…

廉(一回、落ち着け！！落ち着けって！！)

岸(落ち着けるかよ！)

廉(電話してみたらええやん。)

岸(あ！電話！廉いい事言うじゃん。)

かけたんだけど、、

プープープー

何度もかけても、繋がらない。

今日は、久しぶりに二人で過ごす日だった。

玄樹くんが、めっちゃ楽しみにしていた事、

知ってたのに、廉からの誘いを断れなかった…

怒ってんのかな、、電話にも出ないって

相当…怒ってる？！

明日は、６人でのグループの仕事だ。

その時に、謝って許してもらおうと思った。

だけど、その思いは…叶わなかった。

まさかの、玄樹くんが、交通事故に…

二人の行方は、どうなるのか？

そして、岸くんは、許してもらえるのか。