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「襲うって、こういうことですか…？」
「ちょっとおしい〜。間違ってはないけどね。ちょっとずつわかってきたね、えらいえらい」
そう言うと、みみちゃん達を撫でるのとは違う、大事なものを壊さないようにするみたいに頭を撫でられる。
何故かさとみさんは元気で、私が寝そうだ。なんだかうとうとしてきた。
「…Aからはすきってお返しくれないの？」
私ばかり耳元で囁かれて何だか悔しかったので、耳の近くで言うことにした。
「私の方が、さとみさんのことだいすきです。ずっとずっと。」
するとさとみさんは小さく「きゃ〜」と言うと顔を手で覆って、私のお腹辺りにうずくまってしまった。
「なんてかわいいの、もっと痕つけちゃお」
「…さとみさん、やらしいことはしないって言ったじゃないですか」
「これはおれなりの愛情表現だからやらしくないの。じゃあちゅーかこっちかどっちがいい？えらばせたげる」
「……さとみさんのいじわる」
「えへへぇ？ほめてるの？きめらんないならおれが勝手にやっ〜ちゃお」
「ちょっ、まってくださ……ひぇっ」
さっきとは違う感じ。湿った感触が首筋を伝った。
まるで猫や犬に舐められるような。でもそんな可愛いものではなく、身体の中心から熱が伝導するみたいにあつくて、心臓は落ち着くことを知らなかった。
これがさとみさんのいう快感なのだろうか。
何度も何度も首辺りに舌を這わされ、機能しなくなった頭ではもう考えられなくなっていた。
「さ、とみさ…っんぅ、」
反射的に身をよじると、拘束するみたいにさとみさんに両手の指を絡め取られてベッドに押し付けられる。
厭らしい音と自然に漏れ出す自分の声に気を失いかけたその時、先程の痛みが鎖骨にかかった。
「いっっ…」
「…はぁっ、はぁ……がまんできなくなっちゃうから、A…そんなかわいい声で鳴かないで、？」
「んぅ、すみません…？」
「謝んなくていいよ。…今日はもうねよ、Aすっごい眠たそう」
バレていたのか…不覚……
「はい、おやすみのちゅー」
そう言って当たり前のことのようにキスするさとみさん。
明日になったら絶対忘れている未来しか見えない。
そんなさとみさんに振り回されて、1日が終わった。
起きている時は色んな景色を見せてくれる彼も、寝る時だけは何も見せてくれない。まるで自分の身体で私を隠すみたいにして抱き寄せられる。
優しく頭を撫でられるものだから、知らない間に今日も眠りに着いてしまった。
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にぁ(プロフ) - 表記変えました〜何卒＜(_ _)＞ (2020年11月8日 22時) (
レス) id: 0d303f2cf8 (このIDを非表示/違反報告)
にぁ(プロフ) - 関連作品の所に出てくるのなんでだ...と思ってたら関連1位って何事ですかありがとうございます ；； (2020年11月7日 1時) (レス) id: 0d303f2cf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にぁ | 作成日時：2020年10月11日 15時
