待ってる人がいる side you ページ7
吉田「ﾁｰﾌ、出張お疲れ様です。」
A「ｺｰﾋｰ淹れてくれたの？ありがと」
吉田「ﾁｰﾌ！明日本当にお願いしますね？我が企画室の品格に関わりますから！」
品格って…(苦笑)
先輩ってばもう…。
A「そんなことないわよ？室長は。出来るのに出来ないﾌﾘをするのが得意なの。」
吉田「ほんとですかぁ？(疑いの眼差し)」
A「ええそうよ(笑)」
こんなこと言ってるけど吉田さんはとても気がつく女の子。
先輩が猫舌なのわかってて、淹れたｺｰﾋｰを私たちに先に配って最後にｶｯﾌﾟを触って温さを確かめてから上司の室長のところに持っていく。
あんな子がﾁｬﾝﾐﾝの側にいてくれたら…。
A「私ってば…何考えてんの…。」
もう関係ないのに…。
私がﾁｬﾝﾐﾝのこと心配するしかくなんてないのに…。
A「それじゃあ！お疲れ様です！」
ﾕﾉ「おい！家まで送ってやる！…って。ったく。逃げたな…(笑)」
今回もﾊｰﾄﾞなｽｹｼﾞｭｰﾙだった。
だけど家で誰かが待っている…そう考えるだけで心が軽くなる。
ﾁｬﾝﾐﾝと暮らしてたあの頃のように…。
A「ただいま！」
瀬下「Aさん、お帰りなさい。」
A「寝ちゃった？」
瀬下「さっき眠ったところだけど、Aさんの声で起きちゃったかも(笑)」
A「のんちゃーん！ぁ、起こしちゃった？ごめんね？ねんねしてたのに…」
ちっちゃっな手が抱っこした私の顔に触れる。
A「ただいま…。ﾏﾏの大切な宝物…。」
ぎゅうっと抱きしめる。
A「冷凍の分、足りましたか？」
瀬下「ええ。それよりAさんの方が大変だったでしょう？」
A「ﾊｲ…(苦笑)出張で離れるたび、張っちゃってﾎﾃﾙで搾ってました…(苦笑)連れて来れたらどんなにいいか…。そしたら瀬下さんにもここに泊まってもらう必要がなくなるのに…申し訳ないです…。」
瀬下「私のことは気にしないで下さい！きちんとお世話するようﾁｮﾝさんに頼まれてますから！」
３ヶ月前、この世に生を受けた私の息子希生(のぞむ)。
この子の存在を誰にも知られたくなかった。
もちろん親にも…。
親に知られればﾁｬﾝﾐﾝの耳にも入る…。
それで先輩に泣きついた。
この子を生む時も、生んだ後も…。
さすがに生んだ後、親には知られた…。
ーﾁｬﾝﾐﾝには言わんといて！何も知らないの！ー
ーせやけど…っ！ー
ーお母ちゃん…言ったら…この子と消えるから！ー
今更知っても… side you→←戦意喪失 ＊ラスト部分若干修正＊
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ミニー - bubuさん、大丈夫ですか？これだけ皆さんが評価してるので、それが答えだと思います。わざわざコメ欄閉じなくても良かったと思いますよ。 (2015年7月9日 23時) (
レス) id: afeb557933 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - Marieさん» 早速読んでくださりｺﾒﾝﾄまで頂いてありがとうございます！次の章でﾁｬﾝﾐﾝがどうしていくのか楽しみにしてて下さい(*^^*) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - あや511さん» そう頑固なの！でもﾁｬﾝﾐﾝは諦めません！ (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» 「私」は頑固なだけでｲﾁﾞﾜﾙは作者なの〜 (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひろさん» まだ素直にはなれないね。ﾁｬﾝﾐﾝの頑張りにかかってる(笑) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2014年12月16日 17時
