希望に生きるのんちゃん ページ47
ﾁｮﾝ家に着いたら、そうそうたる人たちが俺を迎え入れてくれた。
会長「よく来てくれたね。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「さっきは連絡して頂いてありがとうございました。それに迎えにまで…。」
会長は小柄だけど貫禄のある人だった。
社長「堅苦しい挨拶もお礼もいいから早く入って。ね？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾊｲ。失礼します。」
社長は背が高くてどこか室長と雰囲気が似ている。
ﾕﾉ母「あなたがのんちゃんの父親ってわけ。」
会長や社長と違って奥様の反応から俺は招かざる客だった。
ﾁｬﾝﾐﾝ「のんちゃん…？」
ﾕﾉ母「そうよ、のんちゃん。希望に生きると書いてﾉｿﾞﾑよ。あなたの息子。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「希生…いい名前ですね。」
ﾕﾉ母「そりゃそうよ。Aが一生懸命考えて付けた名前ですもの。いいに決まってるわ(ﾆｯｺﾘ)」
ﾕﾉ「母さん、余計なことをﾍﾞﾗﾍﾞﾗ喋らないで。」
社長「ﾕﾉの言う通りだ。それはAが話すことだよ。」
ﾕﾉ母「あら！私はAの母親も同然よ？たとえ息子が何度ﾌﾗれたとしてもね？」
ﾕﾉ「もういい…わかった。ｼﾑ行くぞ。」
そして凄い人だ。
室長が言いくるめられてる(笑)
ﾁｬﾝﾐﾝ「室長のご家族は素敵な方たちばかりですね…。」
ﾕﾉ「お世辞なら要らんぞ(笑)」
ﾁｬﾝﾐﾝ「Aが頑張って来れたのは室長たちがいてくれたお陰です…。」
ﾕﾉ「俺たちが手を貸さなくてもAは頑張るさ。ﾉｿﾞﾑはお前の分身だから。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「室長…。」
ﾕﾉ「検討を祈る(ﾆｯｺﾘ)」
ﾄﾞｱの向こうに襖があり、そこから明かりが漏れていた。
この襖の向こうにAと俺の、俺たちの息子がいる。
そっと襖を開けた。
A「ﾁｬﾝﾐﾝ…。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「この子が…のんちゃん？」
布団の中で寝かされた初めて対面する息子は、俺が覗き込むとｼﾞｯと見つめ返してきた。
ﾁｬﾝﾐﾝ「のんちゃん…初めまして…。のんちゃんのﾊﾟﾊﾟだよ…。」
不思議そうに俺の顔を見るのんちゃん。
そっと手を出すと、その小さな手で俺の人差し指をｷｭｳ…ｯと握った…。
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ミニー - bubuさん、大丈夫ですか？これだけ皆さんが評価してるので、それが答えだと思います。わざわざコメ欄閉じなくても良かったと思いますよ。 (2015年7月9日 23時) (
レス) id: afeb557933 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - Marieさん» 早速読んでくださりｺﾒﾝﾄまで頂いてありがとうございます！次の章でﾁｬﾝﾐﾝがどうしていくのか楽しみにしてて下さい(*^^*) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - あや511さん» そう頑固なの！でもﾁｬﾝﾐﾝは諦めません！ (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» 「私」は頑固なだけでｲﾁﾞﾜﾙは作者なの〜 (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひろさん» まだ素直にはなれないね。ﾁｬﾝﾐﾝの頑張りにかかってる(笑) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2014年12月16日 17時
