Conclusion side you ページ45
ﾕﾉ「…うっとおしい。いっそ拒否ったろか。」
ﾁｬﾝﾐﾝからの着信が先輩のiPhoneに何度も鳴る。
ﾄﾞﾗｯｸﾞｽﾄｱを飛び出してﾁｬﾝﾐﾝとぶつかって逃げ出した私を瀬下さんから話を聞いた先輩がのんちゃんの粉ﾐﾙｸを買ってうちに来る途中で拾ってくれた。
ﾕﾉ「どうすんだ？あっちは答えに辿り着いたぞ。」
A「…。」
ﾕﾉ「いいのか？ﾉｿﾞﾑの父親はお星さまのままで。」
A「…いい。」
ﾕﾉ「ｶｰｯ！この期に及んでまだ言うか？！頑固者！」
会長「そりゃあ、あの女将の娘さんだからな(笑)親子揃って頑固者だよ(笑)」
ﾕﾉ「お祖父さん。その昔お祖父さんがおばさんにﾌﾗれたのは俺がﾌﾗれたのと意味が違いますから一緒にしないで下さい。」
社長「そうだな(笑)お父さんと女将さんの年齢差を考えたら(笑)」
会長「ﾊﾞｶにするな。これでも私はﾓﾃるんだ。」
社長「新地と祇園でしょう？」
会長「言ってろ(怒)」
ﾕﾉ母「貸して？電話出ないんだったら私が出てあげる。」
ﾕﾉ「やめろ。あなたが出るとﾛｸなこと言いかねない。」
ﾕﾉ母「失礼ね。のんちゃんとAはうちで面倒見るから部外者は引っ込んでちょうだいって言ってあげんの♪」
社長「部外者はお前だ(笑)」
ﾕﾉ母「ま！ﾊﾞｶにしないで！私ののんちゃん愛は女将にだって負けないわよ！」
ﾕﾉ「言っとくがﾉｿﾞﾑは父親似だ。」
ﾕﾉ母「だからのんちゃんこんなに可愛いのねぇ！ﾕﾝﾎの赤ん坊の頃とは大違い！」
ﾕﾉ「他でもないあなたが産んだんだ(怒)」
ﾕﾉ母「私に似ればよかったのよ。(しれっ)」
ﾕﾉ「A！ﾉｿﾞﾑには父親がお星さまだと徹底して教えろ！俺も手伝う！」
ﾕﾉ母「やぁね、のんちゃん？ﾕﾝﾎおじたんは僻みっぽくって…A？どうしたの？泣いてるの？」
A「いえ…いえっ！」
先輩を初め、会長も社長も奥様もこうやって私たち親子を温かく見守ってくれる。
他愛もないことを喋りながら私にゆっくりと考える時間と場所を与えくださる。
それが嬉しくて胸が熱くなった…。
会長「なあA。女将が言っていたよ。もうそろそろお前は限界だと。自分でもわかっているだろう？」
A「…。」
会長「うちの孫の下手くそなﾊﾟｽでも彼は自分で答えに辿り着いた。お前も覚悟を決めなさい。」
A「会長…。」
会長「ﾕﾝﾎ。」
ﾕﾉ「ﾊｲ。」
会長の手の上に先輩のiPhoneを置くと通話ﾎﾞﾀﾝを押した。
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ミニー - bubuさん、大丈夫ですか？これだけ皆さんが評価してるので、それが答えだと思います。わざわざコメ欄閉じなくても良かったと思いますよ。 (2015年7月9日 23時) (
レス) id: afeb557933 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - Marieさん» 早速読んでくださりｺﾒﾝﾄまで頂いてありがとうございます！次の章でﾁｬﾝﾐﾝがどうしていくのか楽しみにしてて下さい(*^^*) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - あや511さん» そう頑固なの！でもﾁｬﾝﾐﾝは諦めません！ (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» 「私」は頑固なだけでｲﾁﾞﾜﾙは作者なの〜 (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひろさん» まだ素直にはなれないね。ﾁｬﾝﾐﾝの頑張りにかかってる(笑) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2014年12月16日 17時
