Answer ページ44
店内に入るとAはもうﾚｼﾞの前にいた。
思わず入口近くに積まれた箱ﾃｨｯｼｭの陰に身を潜める。
ｶﾞﾗｽに映る情けない俺の姿。
ここで待ち伏せして何がしたいんだ？
ﾁｬﾝﾐﾝ「何やってんだろ…俺。」
正気に戻って店内を出ようとしたらﾚｼﾞから声が聞こえた。
「ったく…ｲﾏﾄﾞｷの子は。自分が飲みたいからって母乳を飲ませんと簡単に粉ﾐﾙｸを頼るんやね。」
え…？
聞き慣れないﾜｰﾄﾞが俺を引き留めた。
「そんな酒の臭いﾌﾟﾝﾌﾟﾝさせて赤ん坊抱っこするやなんて常識無さすぎるよ？どんな教育受けてきたん？無責任に子供なんか生んだらあかんよ？」
酒…赤ん坊…無責任…何の話…？
会話が全然見えなくて頭がﾊﾟﾝｸ寸前のまま立ち上がった拍子に誰かがぶつかった。
A「すみま…っ」
俺の顔を見て驚くA。
その時俺がどんな顔してたか自分でもわからなかった。
でも自然と視線はAの胸元へと向いた。
慌てて隠すA。
俺から守るように去って行った。
ーそういうのに参加しないからー
ーそうだよ。藤谷ﾁｰﾌは特別免除なんだ。ー
ー悪い。彼女酒は飲めないんだ。ー
ーお前には絶対教えない。教える価値もない。ー
ﾁｬﾝﾐﾝ「俺が…無理矢理飲ませたから…あんなおばさんに嫌味を…。」
ﾊﾞﾗﾊﾞﾗだったﾋﾟｰｽが繋がっていく。
俺の足元に転がっているAが落としていったもの。
それが答え…。
ﾁｬﾝﾐﾝ「違う…答えは１つじゃない…。」
これは室長が俺に言いたかった答え…。
本当の答えはAが…。
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ミニー - bubuさん、大丈夫ですか？これだけ皆さんが評価してるので、それが答えだと思います。わざわざコメ欄閉じなくても良かったと思いますよ。 (2015年7月9日 23時) (
レス) id: afeb557933 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - Marieさん» 早速読んでくださりｺﾒﾝﾄまで頂いてありがとうございます！次の章でﾁｬﾝﾐﾝがどうしていくのか楽しみにしてて下さい(*^^*) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - あや511さん» そう頑固なの！でもﾁｬﾝﾐﾝは諦めません！ (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» 「私」は頑固なだけでｲﾁﾞﾜﾙは作者なの〜 (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひろさん» まだ素直にはなれないね。ﾁｬﾝﾐﾝの頑張りにかかってる(笑) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2014年12月16日 17時
