のんちゃんのパパはお星さま side you ページ42
A「のんちゃん…ごめんね…？ﾏﾏ…お酒飲んじゃった…。」
ずっと泣き止まなかったのはお腹が空いていたせい。
ｽﾄｯｸしていた冷凍乳が無くなって私の帰りを待っていてくれた瀬下さんに申し訳なかった…。
抱っこひもで抱え、一駅先の駅前にある遅くまで開いてるﾄﾞﾗｯｸﾞｽﾄｱまで粉ﾐﾙｸを買いに歩いているうちに泣き疲れて寝てしまったのんちゃん…。
何度も謝った…。
A「のんちゃん見て…？お星さま…。」
最初のんちゃんのﾊﾟﾊﾟをお星さまにしようと考えてた。
でもお母ちゃんに言われて、いつかﾁｬﾝﾐﾝに打ち明けようと考え直した。
けど…それも…もう出来なくなった…。
ﾁｬﾝﾐﾝは私と先輩がつき合ってると思ってるし、ﾁｬﾝﾐﾝの隣には吉田さんがいる…。
A「のんちゃん…やっぱり、お星さまがのんちゃんのﾊﾟﾊﾟだよ…。」
誰が何と言おうとのんちゃんのﾊﾟﾊﾟはお星さまでﾁｬﾝﾐﾝの名前は出さないと決めた…。
駅前のﾄﾞﾗｯｸﾞｽﾄｱには閉店ｷﾞﾘｷﾞﾘに着いた。
A「ぁ、あった…。」
少し大きいけど最後の１個だったの粉ﾐﾙｸを取ってﾚｼﾞに行くと、この時間には珍しいお母ちゃんくらいのおばさんだった。
「２１６０円です。」
閉店ｷﾞﾘｷﾞﾘに行ったからかな？
少しぶっきらぼうに感じた。
お釣りのないようお金を渡すと呆れたようなため息をもらし、こう言った。
「ったく…ｲﾏﾄﾞｷの子は。自分が飲みたいからって母乳を飲ませんと簡単に粉ﾐﾙｸを頼るんやね。」
A「え…？」
「そんな酒の臭いﾌﾟﾝﾌﾟﾝさせて赤ん坊抱っこするやなんて常識無さすぎるよ？どんな教育受けてきたん？無責任に子供なんか生んだらあかんよ？」
A「…ﾊｲ。すみま…せん…。」
自分でも何で謝ってるのかわからなかった…。
だけどおばさんの言ってることは本当のことで、粉ﾐﾙｸを受け取るとまた逃げるように店を出た。
ﾄﾞﾝ…っ！
また誰かにぶつかった。
A「すみま…」
ﾁｬﾝﾐﾝ「…。」
A「…っ！？」
ぶつかったのはﾁｬﾝﾐﾝだった。
見られた…？！
ﾁｬﾝﾐﾝの目線がのんちゃんの抱っこひも辺りに下りようとして咄嗟に走った。
のんちゃんの粉ﾐﾙｸを落としたことにも気づかずに…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 809人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミニー - bubuさん、大丈夫ですか？これだけ皆さんが評価してるので、それが答えだと思います。わざわざコメ欄閉じなくても良かったと思いますよ。 (2015年7月9日 23時) (
レス) id: afeb557933 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - Marieさん» 早速読んでくださりｺﾒﾝﾄまで頂いてありがとうございます！次の章でﾁｬﾝﾐﾝがどうしていくのか楽しみにしてて下さい(*^^*) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - あや511さん» そう頑固なの！でもﾁｬﾝﾐﾝは諦めません！ (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» 「私」は頑固なだけでｲﾁﾞﾜﾙは作者なの〜 (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひろさん» まだ素直にはなれないね。ﾁｬﾝﾐﾝの頑張りにかかってる(笑) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：bubu | 作成日時：2014年12月16日 17時
