もう遅い side Yunho ページ41
ﾕﾉ「A！」
逃げるように店を出たAを追いかけた。
ﾕﾉ「A…。」
路地の出口のところで踞って泣いていたA。
ﾕﾉ「ほら…立って…。」
支えるようにAを立たせた。
A「先輩…っ」
ﾕﾉ「もう何も考えるな。ﾀｸｼｰ拾ってやるから…。」
A「先輩…ごめ…ごめんなさい…っ」
ﾕﾉ「謝らなくていい！ﾉｿﾞﾑ待ってるだろ？早く帰ってやれ。」
A「うん…ありがと…先輩…。」
ﾉｿﾞﾑはAにとって人生そのもの。
それはつまりｼﾑのこともﾉｿﾞﾑと同じくらいAにとって大きな存在だと言うことだ…。
認めたくないけど…。
ﾕﾉ「それじゃあお願いします。」
運転手にお金を渡してAを頼んでﾄﾞｱを閉めた。
ﾁｬﾝﾐﾝ「…。」
振り向くとｼﾑが立っていた。
怒りが込み上げる。
Aのことを何も知らないで一方的に責め立てる男…！
ﾕﾉ「満足か？Aが後輩たちの前で醜態を晒すことができて…っ！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「…別にそんなんじゃ…。忘れ物を届けに来ただけです…。」
Aのﾏﾌﾗｰを手に持ち俯くｼﾑ。
ﾕﾉ「…明日自分で渡せ。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「室長が渡して下さい。つき合って」
ﾕﾉ「そんなこと誰が言った？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「え…？」
ﾕﾉ「Aが言ったか？俺とつき合ってるって。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「…でも」
ﾕﾉ「俺がｷｽしたからってつき合ってる証拠になんのか？Aはｲｴｽともﾉｰとも言ってないはずだ！違うか？！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「…。」
ﾕﾉ「勝手に決めつけるんじゃねえよ？！お前の問いかけにAが答えられなかったのは理由があるんだよ？！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「理由…？どういうことですか…？」
そんな顔したってもう遅い。
俺が何度も止めたのにお前はAを責めた…！
ﾕﾉ「さあな。お前には絶対教えない。教える価値もない。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「教える価値もないって…俺には聞く権利がないってことですか？！」
ﾕﾉ「そうだよ。自分だけが傷ついたと思うな…っ！」
Aはお前なんかよりずっと苦しんでる…っ！
ﾉｿﾞﾑの顔を見るたびお前を思い出してな…っ！
のんちゃんのパパはお星さま side you→←飲まない理由 side you
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ミニー - bubuさん、大丈夫ですか？これだけ皆さんが評価してるので、それが答えだと思います。わざわざコメ欄閉じなくても良かったと思いますよ。 (2015年7月9日 23時) (
レス) id: afeb557933 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - Marieさん» 早速読んでくださりｺﾒﾝﾄまで頂いてありがとうございます！次の章でﾁｬﾝﾐﾝがどうしていくのか楽しみにしてて下さい(*^^*) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - あや511さん» そう頑固なの！でもﾁｬﾝﾐﾝは諦めません！ (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» 「私」は頑固なだけでｲﾁﾞﾜﾙは作者なの〜 (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひろさん» まだ素直にはなれないね。ﾁｬﾝﾐﾝの頑張りにかかってる(笑) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2014年12月16日 17時
