見え透いてる side you ページ5
ﾕﾉ「お帰り！」
A「どうしてこんなところにいるんですか？！」
ﾕﾉ「つれないこと言うなよ。せっかく迎えに来てやったのに。会社まで送ってやるから。」
A「…その手は何ですか？」
ﾕﾉ「ん？」
A「肩に乗せてる手。」
ﾕﾉ「こういうの必要かと思って？(ﾆｯｺﾘ)」
A「意味がわかりません。」
ﾕﾉ「(耳元で)後ろにAのこと見つめてる男がいるぞ。」
え…？
まさか…ﾁｬﾝﾐﾝ…？
だめ…。動揺しちゃ…。
先輩にﾁｬﾝﾐﾝの存在を知られる訳にはいかない…。
A「それじゃあ後ろにいる人は全て私の知り合いになりますね。」
ﾕﾉ「もう…つれないなぁ。同じﾏﾌﾗｰをする仲じゃん？」
A「半ば強引に押し付けられたんですけど。」
ﾕﾉ「でも受け取ってくれた(ﾆｯｺﾘ)」
A「…先輩には大きな借りがあります。断れる訳ないじゃないですか…。」
ﾕﾉ「確かに。俺にはAに貸しがある。もちろん、それを理由にAが断らないと知ってて俺の言うこと聞いてもらってるけど…そう言う言い方すんなよ。結構傷つく…。」
A「…ﾀｸｼｰ拾いますから先輩は先に会社に行って下さい。変な噂が立っちゃ困るでしょ…？」
ﾕﾉ「今更？会長の孫ってだけでｺﾈ入社だのなんだのって陰で言われてんのに。」
A「だから頑張って実績積んで下さい！そしたら誰もそんなこと陰で言ったりしませんよ！」
ﾕﾉ「ﾌｯ…そうだな。お前は頑張ったもんな。実績作ってこの数ヶ月でまわりを納得させた…。」
A「ｺﾈで入ったのは事実です…。先輩の口添えがなきゃ入れなかった…。私は何言われてもいいんです…。死に物狂いで働かなきゃならないから…。」
ﾕﾉ「だったら別に俺と一緒に会社に行ったって問題ないだろ？今じゃ会社でお前のこと悪く言うﾔﾂいねえんだから(笑)」
ごめんなさい…。
ずるいのは私だ…。
先輩の気持ちは昔から知ってた…。
それに応えられないことわかってて先輩に甘えてる自分がいる…。
ﾁｬﾝﾐﾝ…。
私はこういう女なの…。
私のことは忘れて…。
いい人いるなんて見え透いた嘘なんてつかないで、本当にﾁｬﾝﾐﾝのこと幸せにしてくれる人を見つけて…。
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ミニー - bubuさん、大丈夫ですか？これだけ皆さんが評価してるので、それが答えだと思います。わざわざコメ欄閉じなくても良かったと思いますよ。 (2015年7月9日 23時) (
レス) id: afeb557933 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - Marieさん» 早速読んでくださりｺﾒﾝﾄまで頂いてありがとうございます！次の章でﾁｬﾝﾐﾝがどうしていくのか楽しみにしてて下さい(*^^*) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - あや511さん» そう頑固なの！でもﾁｬﾝﾐﾝは諦めません！ (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» 「私」は頑固なだけでｲﾁﾞﾜﾙは作者なの〜 (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひろさん» まだ素直にはなれないね。ﾁｬﾝﾐﾝの頑張りにかかってる(笑) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2014年12月16日 17時
