場違いな私 side you ページ39
「こちらのお部屋になります。」
通されたのは奥の座敷部屋。
席は３人と２人に別れていた。
吉田「ﾁｬﾝﾐﾝさん！こっち！」
当然の如く２人の方に座る吉田さん。
ﾁｬﾝﾐﾝも当たり前のように座った。
ﾕﾉ「ｳｯﾁｰ奥行って。ﾁｰﾌはこっち。」
と、内村くんを３人の方の奥の席に座らせて、私をすぐ出れる入口側に座らせてくれた。
ﾕﾉ「(ｺｿｯ)飲まなくていいから、頃合い見て帰れ。」
A「うん、ありがと…。」
遅くなると瀬下さんに連絡した時のんちゃんの泣き声が聞こえた。
たまらなくなって「やっぱり帰ります！」そう言おうとしたらﾁｬﾝﾐﾝと目があった。
ｼﾞｯと見られて慌てて切って先輩のとこへ戻った。
吉田「ﾁｬﾝﾐﾝさん何にします？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「何がお薦め？」
顔を寄せ合うようにﾒﾆｭｰを見ている二人を目の前にしていると、ここにいるのが場違いだと思い知らされる。
泣いているのんちゃんを置いてまでここに座る意味はあるのかと…。
ﾕﾉ「ﾁｰﾌ！何にする？」
ﾒﾆｭｰを見るﾌﾘをしてﾁｬﾝﾐﾝから見えないように隠してくれた先輩。
ﾕﾉ「無理すんな。ｱｲﾂといるのが辛いなら」
A「違うの…さっき瀬下さんに電話した時、のんちゃんが泣いてて…。」
「ﾝﾝｯ！」
咳払いがしてﾒﾆｭｰを降ろしたら皆がこっちを見ていた。
ﾁｬﾝﾐﾝ「職場じゃないんでいくらでも公私混同なさってくれて結構ですけど始めて頂いてもいいですか？」
吉田「そうですよぉ。確かに会社じゃないけど皆がいるのに…室長はともかくﾁｰﾌもそんな人だったなんて…私…がっかりです…。」
吉田さん…。
A「…ごめん…なさい…。」
ﾕﾉ「なんでお前が謝る…っ」
内村「ええ？！室長とﾁｰﾌが？！ええ？！」
吉田「鈍感。気がつくのが遅いわよ。」
内村「すみません！全然知りませんでした！」
吉田「内緒だからね？企画室の秘密次項よ！」
内村「了解です！」
なんでこうなるんだろう…。
何やってんだろ…。
ｱﾊﾟｰﾄでのんちゃんが泣いてるのに…。
私は…どうして…。
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ミニー - bubuさん、大丈夫ですか？これだけ皆さんが評価してるので、それが答えだと思います。わざわざコメ欄閉じなくても良かったと思いますよ。 (2015年7月9日 23時) (
レス) id: afeb557933 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - Marieさん» 早速読んでくださりｺﾒﾝﾄまで頂いてありがとうございます！次の章でﾁｬﾝﾐﾝがどうしていくのか楽しみにしてて下さい(*^^*) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - あや511さん» そう頑固なの！でもﾁｬﾝﾐﾝは諦めません！ (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» 「私」は頑固なだけでｲﾁﾞﾜﾙは作者なの〜 (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひろさん» まだ素直にはなれないね。ﾁｬﾝﾐﾝの頑張りにかかってる(笑) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2014年12月16日 17時
