絶妙なタイミング ページ38
ﾕﾉ「じゃあ今日のとこはここまでにしよう！お疲れ！」
内村「お疲れ様です！やったーっ！今日は早く終わったぞぉ！」
今日はいつになくｽﾑｰｽﾞに進んだ。
早々に切り上げるからAとﾃﾞｰﾄでもすんのかと思ってた。
吉田「室長！ﾁｬﾝﾐﾝさんが来てからずいぶん経ったのに歓迎会もしてませんよ？せっかくですからこれからやりましょうよ！」
内村「いいですね！やりましょう！室長！」
ﾕﾉ「そうだなぁ…やるか！構わないよな？ｼﾑくん！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾊｲ。ありがとうございます…。」
吉田「それじゃあお店確保しますね！」
なんだ。
ﾃﾞｰﾄじゃねえのか。
いや、歓迎会するってんならAだって来るだろうし、ﾃﾞｰﾄみたいなもんじゃん。
なんだかんだ上手いことやるよな、室長も。
そう思ってた。
なのに…。
吉田「室長！いつもの居酒屋予約取れました！」
ﾕﾉ「よし！じゃあ行くか！」
え？
誘わないのか？
室長どころか誰もAを誘おうとしなかった。
どういうことだ…？
ﾕﾉ「何してる？行くぞ！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「すみません！ちょっと電話を…っ！」
電話を掛けに行くﾌﾘをしてその場を離れ、Aのいる企画室へ向かった。
企画室を覗くと仕事を終えたAが帰り支度をしているところだった。
これから予定でもあるのか嬉しそうにiPhoneを見ながら仕度をしているA。
誰もいないのに「お先に失礼します！」なんて声を弾ませながらこっちへ来たけど、俺の姿を見て一変した。
A「…お疲れ様です。」
俯きながら社交辞令の挨拶をして逃げるように俺の横を通ろうとするA。
逃がすもんか。
すれ違い様にAの腕を掴んだ。
ﾁｬﾝﾐﾝ「ちょうどこっちも終わってさ、今から俺の歓迎会やってくれんだって。」
A「…そういうの参加しないから。」
参加しない？
ﾊｯ、笑わせんなよ。
参加しないんじゃなくて、俺がいるから行きたくねえだけだろ？
もっとﾏｼな嘘つけよ。
ﾁｬﾝﾐﾝ「…お前なぁ」
ﾕﾉ「そうだよ。藤谷ﾁｰﾌは特別免除なんだよ。だから離してやってくんない？」
掴んだ俺の手をAの腕から引き離す室長。
まるで俺の行動を一から見張ってたみたいに絶妙なﾀｲﾐﾝｸﾞで現れた。
俺がAに何かすると思ったのか…？
それが俺の琴線に触れた…。
場違いな私 side you→←約束したから side you
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ミニー - bubuさん、大丈夫ですか？これだけ皆さんが評価してるので、それが答えだと思います。わざわざコメ欄閉じなくても良かったと思いますよ。 (2015年7月9日 23時) (
レス) id: afeb557933 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - Marieさん» 早速読んでくださりｺﾒﾝﾄまで頂いてありがとうございます！次の章でﾁｬﾝﾐﾝがどうしていくのか楽しみにしてて下さい(*^^*) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - あや511さん» そう頑固なの！でもﾁｬﾝﾐﾝは諦めません！ (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» 「私」は頑固なだけでｲﾁﾞﾜﾙは作者なの〜 (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひろさん» まだ素直にはなれないね。ﾁｬﾝﾐﾝの頑張りにかかってる(笑) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2014年12月16日 17時
