冷たい瞳 side you ページ31
ﾕﾉ「ﾊｲ！あけおめあけおめ！正月気分はこっちにﾎﾟｲ！して、皆仕事やで〜！」
内村「室長が一番抜けてませんよ。」
ﾕﾉ「ｳｯﾁｰ、そう言うなよぉ。俺もさ、X'masから年末にかけて色々あったんだからさ。」
ﾁﾗｯとこっちを見る先輩。
ﾕﾉ「そうそう！早速だけど、今度うちで手掛けることになった共同ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄなんだけどぉ、ﾁｰﾌ、誰が適任だと思う？」
A「…内村くんが適任だと思います。」
内村「え？！僕ですか？！だってこの前ﾁｰﾌが」
ﾕﾉ「ｳｯﾁｰ、ﾁｰﾌがああ言ってるんだから。ね？今日、先方さんが打ち合わせに来るから頼むな！」
ﾁｬﾝﾐﾝが来る…。
ーどうして何も答えてくれないんだ！ー
ーもういい！それがお前の答えなんだな！ー
あのｲﾌﾞの夜以来の再会…。
吉田「…ﾌ、ﾁｰﾌ！」
A「ぁ…何？」
吉田「ﾊﾟｿｺﾝ！」
A「え？ぁあ？！」
失態。
ﾁｬﾝﾐﾝのこと考えてもう少しで削除しちゃいけないﾃﾞｰﾀを消すところだった。
吉田「ﾁｰﾌ、大丈夫ですか？」
A「ぅ、うん。大丈夫っ！だめね。気合い入れないと！」
ﾕﾉ「…藤谷くーん！」
A「ﾊｲ！」
ﾕﾉ「休み前に頼んでおいた甘春堂さんの菓子折り貰って来てくれない？」
吉田「ぁ、それなら私が！」
A「いいの。行ってくるから。」
ﾕﾉ「じゃ、頼んだよ？急がなくていいからね？(ﾆｯｺﾘ)」
A「ﾊｲ、いってきます。」
先輩はわかってる。
私とﾁｬﾝﾐﾝの間に何があったのか知らなくても、私が動揺していることに。
だからわざともうすぐここにやって来るﾁｬﾝﾐﾝと顔を合わせないよう気を遣ってくれた…。
A「甘春堂なら歩いていけるよね…っ！」
玄関を出たところで誰かにぶつかった。
A「すみませ…っ！？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「…。」
ﾁｬﾝﾐﾝ？！
まさかの再会に驚く私を無視し、そのまま中へ入って行くﾁｬﾝﾐﾝ。
ー…顔を付き合わせることになると思うけど無視してくれ。俺もそうするから…！ー
ｽﾞｷｯ…胸が痛む…。
見下ろしたﾁｬﾝﾐﾝの冷たい瞳が私をその場から動けなくした…。
もう騙されない→←☆ほんの少しの勇気が出せなくての一部修正とラスト追加のお知らせ
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ミニー - bubuさん、大丈夫ですか？これだけ皆さんが評価してるので、それが答えだと思います。わざわざコメ欄閉じなくても良かったと思いますよ。 (2015年7月9日 23時) (
レス) id: afeb557933 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - Marieさん» 早速読んでくださりｺﾒﾝﾄまで頂いてありがとうございます！次の章でﾁｬﾝﾐﾝがどうしていくのか楽しみにしてて下さい(*^^*) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - あや511さん» そう頑固なの！でもﾁｬﾝﾐﾝは諦めません！ (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» 「私」は頑固なだけでｲﾁﾞﾜﾙは作者なの〜 (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひろさん» まだ素直にはなれないね。ﾁｬﾝﾐﾝの頑張りにかかってる(笑) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2014年12月16日 17時
