消せないアドレス side you ＊ラスト追加＊ ページ27
A「先輩…？！」
突然のｷｽに戸惑った。
ﾕﾉ「ごめん…今のｷｽは俺の悪あがき…(笑)Aの気持ちはよくわかった…そこまで気持ち固まってるなら潔く諦めるよ…。」
A「先輩…。」
ﾕﾉ「協力するよ…Aとﾉｿﾞﾑが二人で生きていけるように…ｼﾑにﾉｿﾞﾑのこと…知られないように…。」
ﾁｬﾝﾐﾝが大阪に来ると聞いて動揺した私を先輩は諭してくれた。
諭しながらも１つの提案をしてくれたけどそれは出来ないと断った。
ーなら芝居でもいい！ｼﾑがお前と関わらないようにするなら何でもいいだろ！ー
何でもいいわけじゃない…。
それじゃあ私がのんちゃんと二人で生きていくことにならない…。
A「ただいま。」
A母「おかえり。ｱﾝﾀ携帯忘れていったやろ？もうっ、さっきから電話鳴りっぱなしやったで。煩かったなぁ、のんちゃん？」
A「ごめん！仕事やったかもしれん…え？」
ﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲの名前を見て驚いた。
A「ﾁｬﾝﾐﾝ…？！」
なんでﾁｬﾝﾐﾝが電話を…？
もしかして大阪に転勤することを伝えるため？
ﾄﾞｸ…ﾝ…ﾄﾞｸ…ﾝ…鼓動が大きくなって、忘れようとした気持ちが込み上げて来る…。
A「ﾁｬﾝﾐﾝも消してなかったの…？番号…。」
自分から別れたのにずっと消せなかったﾁｬﾝﾐﾝのｱﾄﾞﾚｽ…。
気がつけばﾘﾀﾞｲﾔﾙﾎﾞﾀﾝを押していた…。
けれどその電話が繋がることはなかった…。
A母「…A！」
A「…え？」
A「何ﾎﾞｰｯとしてんのん？のんちゃんが落っこちそうやんか！」
A「ぁ…のんちゃん！ごめんごめん！」
先輩にｷｽされたことよりﾁｬﾝﾐﾝの電話が繋がらなかったことの方が気になってしかたなかった…。
A母「室長さんと…なんかあったん？ここまで送ってくれたんやろ？」
A「別に…何もないよ…。ｷｽされたけど…。」
A母「呆れた。それが大したことやないなんて。ま、ｱﾝﾀにとってﾁｬﾐくんとのんちゃん以外のことはどうでもいいことやさかいなぁ。」
A「お母ちゃん…。」
A母「何があったの？ちゃんと言うて。」
A「…お母ちゃん。あのな…ﾁｬﾝﾐﾝが…ﾁｬﾝﾐﾝが大阪に転勤して来るねんて。うちの企画室と一緒に仕事するねん…。」
A母「なんやそんなこと？もうそれがどないしたん？」
A「どないって近くに住むんよ？のんちゃんのこと知られたらどうすんの…っ！」
嘘ついて逃げる side you→←12/30 追加のお知らせ
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ミニー - bubuさん、大丈夫ですか？これだけ皆さんが評価してるので、それが答えだと思います。わざわざコメ欄閉じなくても良かったと思いますよ。 (2015年7月9日 23時) (
レス) id: afeb557933 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - Marieさん» 早速読んでくださりｺﾒﾝﾄまで頂いてありがとうございます！次の章でﾁｬﾝﾐﾝがどうしていくのか楽しみにしてて下さい(*^^*) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - あや511さん» そう頑固なの！でもﾁｬﾝﾐﾝは諦めません！ (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» 「私」は頑固なだけでｲﾁﾞﾜﾙは作者なの〜 (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひろさん» まだ素直にはなれないね。ﾁｬﾝﾐﾝの頑張りにかかってる(笑) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2014年12月16日 17時
