早く会いたい ページ24
ﾁｬﾝﾐﾝ「お疲れ様でした！」
「ｼﾑさん早帰り？」
「ずるいですぅ！私も早く帰りたかった！ｲﾌﾞなのに！」
すまん！
許してくれ！
後ろ髪引かれながらも心は大阪へ向かっていた。
広瀬「先輩！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「広瀬！ありがとな。仕事。」
広瀬が残った仕事を引き受けてくれたお陰で少し早めに仕事を切り上げることができた。
広瀬「いいですけど、もしまただめだったらどうすんですか？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「だめとか言うなよっ！縁起でもないっ！」
広瀬「神のご加護受けられるようﾃﾞｽｸの上から祈ってますよ(笑)」
ﾁｬﾝﾐﾝ「おぅ！」
広瀬「先輩！指輪！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ぁ…あれな。今日は持って来なかった…。上手くいったら改めて渡すことにするよ…じゃあ行ってくる！」
東京駅はこれからｲﾌﾞを迎える人でごった返しになっていた。
Aと別れてから聖なる日を迎える側に自分も入れるとは想像もしなかった。
けど今俺はその人込みに混ざり会いたい人がいる町へと向かっている。
新幹線はいっぱいだった。
席に座るのは諦め、列車と列車の間のところに立った。
ﾁｬﾝﾐﾝ「早く会いたい…。」
大阪へ転勤が決まって荷物を整理しているうちに会いたい気持ちが膨らんでいてもたってもいられなくなって列車に乗った。
どこに住んでいるかも知らない、連絡先も不確か、ましてや会えるどころか会ってくれる保証も何もないのに不安な気持ちは一切なかった。
それどころか、会ったらなんて言おう…見栄はって彼女がいるって言ったことどう言い訳しよう…そんなことばかり考えていた。
新大阪から1つ電車に乗り継いで大阪駅に着いた。
ﾁｬﾝﾐﾝ「うわぁ…」
駅前には大きなｲﾙﾐﾈｰｼｮﾝが飾られ、その傍にはﾔﾄﾞﾘｷﾞの下で愛を囁く恋人たちのように、たくさんの人が寄り添い、光が優しく包み込んでいるように見えた。
ﾁｬﾝﾐﾝ「さあ…どうしよっかなぁ…。」
仕事だったとしても、もう会社にはいないだろう。
だったら取り敢えず…
ﾁｬﾝﾐﾝ「おばさんのとこに行ってみるか…。」
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ミニー - bubuさん、大丈夫ですか？これだけ皆さんが評価してるので、それが答えだと思います。わざわざコメ欄閉じなくても良かったと思いますよ。 (2015年7月9日 23時) (
レス) id: afeb557933 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - Marieさん» 早速読んでくださりｺﾒﾝﾄまで頂いてありがとうございます！次の章でﾁｬﾝﾐﾝがどうしていくのか楽しみにしてて下さい(*^^*) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - あや511さん» そう頑固なの！でもﾁｬﾝﾐﾝは諦めません！ (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» 「私」は頑固なだけでｲﾁﾞﾜﾙは作者なの〜 (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひろさん» まだ素直にはなれないね。ﾁｬﾝﾐﾝの頑張りにかかってる(笑) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2014年12月16日 17時
