家族水入らず side you ページ22
A母「のんちゃん！ﾄﾅｶｲさんになってﾊﾞｯﾊﾞちゃんのとこ来てくれたん？」
先輩が送ってくれたお陰で実家に着く頃にはのんちゃんの機嫌も直ってお母ちゃんに愛想よく笑って抱っこされた。
A「お母ちゃん、奥で飲ませていい？」
A母「ええよ。ｱﾝﾀ朝ごはんまだやろ？こしらえるさかい食べていき。なぁ？のんちゃん！」
のんちゃんの匂いに混ざって台所から懐かしい朝の匂いが漂ってきた。
その匂いにつられて「ｷｭﾙﾙ…。」と私のお腹も鳴った。
A「のんちゃん…ﾏﾏもお腹空いちゃった…(笑)」
満腹になって寝てしまったのんちゃんを座布団の上に置いて着ていた上着をかけ、食卓に着いた。
食卓に並んだ懐かしい朝ごはん。
久しぶりに食べた。
A母「ｱﾝﾀ、朝作ってへんやろ。」
A「だって朝はのんちゃんのことだけで精一杯だもん。」
A母「そんなとこやろうと思ったわ。今夜はこっち泊まるでしょ？ここにいるときくらい、お母ちゃんに甘えなさい。」
A「ありがと…。」
A母「そや！お店終わったらX'masのお祝いでもやろか！」
A「え？」
A母「せっかくのんちゃんもﾄﾅｶｲさんになってるんやし、X'mas気分少しでも味わいたいやんか。それに去年はｱﾝﾀ…X'masどころやなかったやろ？」
お母ちゃん…。
A母「久しぶりに家族水入らずで祝おうか？」
ー時間は取らせない。必ず付き合ってもらうからー
A「…。」
A母「約束…あるなら無理に付き合わんでもええよ？」
A「ううん！違う！そんなんやない！少し帰るの遅くなるかもしれへんけどX'masやろ！」
A母「そうか？ならお店の合間に準備しとくわな！」
お母ちゃん…
ええよね…？
もし先輩が私が想像しているようなことをしたら…。
お母ちゃんは「うちみたいな生き方はしたらあかん。のんちゃんをお母ちゃんみたいに育てたらあかん。」って言うけど…断ってもええよね…？
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ミニー - bubuさん、大丈夫ですか？これだけ皆さんが評価してるので、それが答えだと思います。わざわざコメ欄閉じなくても良かったと思いますよ。 (2015年7月9日 23時) (
レス) id: afeb557933 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - Marieさん» 早速読んでくださりｺﾒﾝﾄまで頂いてありがとうございます！次の章でﾁｬﾝﾐﾝがどうしていくのか楽しみにしてて下さい(*^^*) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - あや511さん» そう頑固なの！でもﾁｬﾝﾐﾝは諦めません！ (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» 「私」は頑固なだけでｲﾁﾞﾜﾙは作者なの〜 (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひろさん» まだ素直にはなれないね。ﾁｬﾝﾐﾝの頑張りにかかってる(笑) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2014年12月16日 17時
