リベンジ ページ15
ﾁｬﾝﾐﾝ「よっしゃ！出来た！」
支社で作り直した見積書をﾎﾃﾙに戻ってから念入りに計算し再確認した。
Aの言った通り、ﾘｽﾄの中に質を落とさずｺｽﾄﾀﾞｳﾝ出来る会社がいくつかあった。
ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾌﾟﾗｲﾄﾞなんか捨てて利用しろ…か。ﾌｯ…確かにそうかもな。」
これだけの会社と繋がり持つのにAはどれだけ足を運んで、何度頭を下げたんだろう…。
ﾁｬﾝﾐﾝ「思い出した…。お前いつも会社でも外でも走ってたな…(笑)」
俺がｵﾌｨｽでｸﾞﾀﾞｸﾞﾀﾞとﾊﾟｿｺﾝに向かいながら仕事してる間も汗水流していろんな会社を回ってたんだ…。
ﾁｬﾝﾐﾝ「お前には敵わないよ…。けど、今度は俺も負けないっ！必ず契約交わしてみせるからな！」
約束の次の日。
受付から面談室みたいなところに案内された。
ﾁｬﾝﾐﾝ「よし！第一関門突破！」
と喜びもつかの間、ﾁｮﾝさんとAが入って来た。
ﾕﾉ「どう？見積りは改善出来た？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾊｲ！」
ﾕﾉ「だってさ。藤谷くん見て？」
A「拝見します。」
新たに見積り直した予算を１つ１つ確認していくA。
その真剣な眼差しに仕事を忘れ見惚れてしまう。
ﾁｬﾝﾐﾝ「…っ！？」
ﾕﾉ「…(ﾎﾞｿｯ)見とれてんじゃないよ。」
思いっきり腿をつねられたっ！
睨み返すと舌を出された(怒)
A「室長。」
ﾕﾉ「お！どうだった？」
A「これなら進めてもいいと思います。」
ﾕﾉ「ぁ、そう…。」
なんなんだ？！
その不服そうな顔は？！
ﾕﾉ「それじゃあ、契約書持ってきて。」
A「ﾊｲ。どうぞ。」
ﾕﾉ「手回しのいいこと。」
A「では失礼します。」
ﾊﾞﾀﾝ。
ﾕﾉ「不本意だけど押してやるよ判子。これもってとっとと東京へ帰れ。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾊｲ！ありがとうございます！」
やっと取れた契約。
ずっと負けっぱなしだった大阪でやっとﾘﾍﾞﾝｼﾞを果たせた。
面談室を出てAにお礼を言おうかと探した。
ﾁｬﾝﾐﾝ「…なんて迷惑か。」
別に俺を助けようとしてやったわけじゃない。
全ては会社の利益のため。
そう考えてもやっぱ嬉しくて、ずっと避けていたあの場所へ足を運んだ。
「いらっしゃいませ…っ。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ご無沙汰してます。おばさん…。」
Aのお母さんが切り盛りする小料理屋へ…。
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ミニー - bubuさん、大丈夫ですか？これだけ皆さんが評価してるので、それが答えだと思います。わざわざコメ欄閉じなくても良かったと思いますよ。 (2015年7月9日 23時) (
レス) id: afeb557933 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - Marieさん» 早速読んでくださりｺﾒﾝﾄまで頂いてありがとうございます！次の章でﾁｬﾝﾐﾝがどうしていくのか楽しみにしてて下さい(*^^*) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - あや511さん» そう頑固なの！でもﾁｬﾝﾐﾝは諦めません！ (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» 「私」は頑固なだけでｲﾁﾞﾜﾙは作者なの〜 (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひろさん» まだ素直にはなれないね。ﾁｬﾝﾐﾝの頑張りにかかってる(笑) (2015年1月10日 0時) (レス) id: 35a7c0abd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2014年12月16日 17時
