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ーー私の...刀...っ...
ーーお前も、あいつの妹みたいに...！
ーーそんなのが鬼になったら、止めるのも大変じゃないですか...。
ーー無惨が、逃げてしまいます。二度目の機会があっても三度目の機会はないかもしれません！早く行ってください！！ッゲホッ...！
ーー手伝う。お前一人で逝かせはしない。
ーーありがとうございます、○○さん...。ーー
夢...。また、この夢。
そして、目が覚めると必ず私は泣いている。
「Aー！起きなさーい！」
『はーい！今起きたー！！』
そうだ。今日から高校生だ。
私は、柚木A。
烏野に入学して、同中で同じ部活だった影山飛雄と同じクラス。早々に私を見つけると、やってきた。その面持ちは神妙で。
「A、」
『ん？』
「その...また、マネージャー、やってくれるか？」
考えているのは、中学での最後の試合だろう。
飛雄はあの時、一人になった。コートにいられなくなった。
『ふふっ、そんなさ！もう自分を責めないでさ！飛雄！これからだよ、これからが大事！わかった？！』
「お、おう...で、マネージャー...」
『もちろんやるよ。もし...何かあったら私が飛雄のストッパーになる。』
「...うす。」
私はニヤリと笑って、
『その時は、ビンタするから。』
「う、うす...！」
って気合い入れ直した顔して返事したのに、次の日ーーー
『はあ？！閉め出されたぁ？？！』
日向君と自己紹介し終わった後に聞かされた。
いや、どういうことだと事情を聞いたら、今一緒にいる日向君と揉めて、厄介な教頭先生のカツラを吹っ飛ばしてしまったらしい。
...それもよくわからんけども、主将に閉め出されて今に至るそうな。
『？？何身構えてるの？』
「あ？ビンタしねぇのか？」
『こっ！今回のことじゃするアレはないけどさ...で、どうやったらいれてもらえるかの話はできたの？』
「３対３の試合で俺たちが勝てたらだってさ！」
と、日向君。ほお、と間の抜けた相槌をかえすと、
「だから、こいつに今レシーブを叩き込んでるところだ。」
『な、なるほど。』
「でもこいつ怖ぇんだよ！」
「あ？お前が出来ねぇからだろ！」
『ちょちょちょ、喧嘩しない！！』
飛雄が日向君を睨んだままだけど、黙ったからいいかな。
『じゃ、私は普通に見学行ってきまーす。』
笑顔を振り撒いてその場を離れた。
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マキ(プロフ) - 無気力なおバカさん» ありがとうございます！ちょっと今お休みしてますが時間できたらまた頑張ります！！ (2020年5月23日 9時) (
レス) id: 1bf06ece70 (このIDを非表示/違反報告)
無気力なおバカ - 面白いです!!続きも気になる〜！続編頑張って下さい!!! (2020年5月11日 22時) (レス) id: 9900cccf42 (このIDを非表示/違反報告)
マキ(プロフ) - 美穂さん» ありがとうございます！めっちゃ頑張れますっ (2020年5月8日 19時) (レス) id: 1bf06ece70 (このIDを非表示/違反報告)
美穂 - とっても面白いです。更新頑張ってください！ (2020年5月8日 12時) (レス) id: f7b3d5ed55 (このIDを非表示/違反報告)
マキ(プロフ) - ナギさん» はっ！本当ですね。。。大変失礼致しました！指摘してくださってありがとうございます！ (2020年5月6日 9時) (レス) id: 1bf06ece70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マキ | 作成日時：2020年5月1日 19時
