私には刺激が強すぎます！ 【JK】

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夕方に待ち合わせをした映画館近くの公園に、先に来てジョングクを待つため早めに到着した。


ベンチに座って待っていようと、公園を見回す。




「……ジョングク？」



ひとつのベンチに座る人に目が止まる。

約束よりはまだ大分早いはず…。

近付いてみるとやっぱりジョングクで。




「……Aさん、来てくれたんですね…。」


私に気付いたジョングクが顔を上げ立ち上がり、眉を下げたままの笑顔でそう言った。



「来てくれたって…、まだ約束の時間には早いよ？」


「Aさんが、本当に来てくれるのか不安で…。じっとしてられなくて、ずっと待ってました…。」


ずっと？ここで？


「……いつからいたの…。」


「……わからないです。昼？にはいたかな…？」


「えっ！？お昼！？ご飯は！？」


「ご飯……は、食べてない？です？」


あんなにいっぱい食べるジョングクがご飯を食べてないなんて！何か食べさせなきゃ…。


「と、とりあえず何か食べなきゃ、私何か買ってくるよ！」


慌てて買いに走ろうとすると、手をつかまれ止められた。



「ダメっ！……行かないで！お願いです…、ここにいて…、」
「お願い…、行かないで……。」



すがるようなジョングクの声に、思わず足が止まった。




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