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静かになったひとりの店内で、ちらちらと入り口を確認しながら手を動かす。
来た。
様子を伺いながら入店してくるその姿に、ニヤリと口の端が上がる。
「こんばんは…。」
「こんばんは。ふっ、ちゃんと来たな。偉い偉い。」
おずおずと声をかけてくる彼女にひとつ笑って、頭に手をのせて微笑んだ。
「っ！……ゆ、ユンギさん……手………、」
「あ、わり。」
「い、いえ…、………癖、ですか？」
「ん？」
「何でもないです…。」
消え入りそうな声で呟いて俯いてしまった彼女に袋を差し出す。
「ん、これ。」
「？」
「今日のメシ。」
「えっ、」
「毎日コンビニ弁当じゃ飽きるし栄養も偏るだろうから、近所の店のやつ。」
「お菓子、は…？」
「これ食ってからな。」
目を丸くして固まった彼女の手をとり、イートインのイスへ座らせ買ってきた弁当を机へ置くと、それを申し訳なさそうに見つめる瞳。
「なに？今日は腹減ってねぇの？なんか食った？」
「……えっと、」
ちょっと強引過ぎたか？
目を泳がせてもごもごと言いづらそうにする仕草に、やり過ぎたかと少し後悔がよぎる。
こんな顔させたかったわけじゃねーのに…。
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おちゃこ(プロフ) - よしさん» よしさん！読んでもらってありがとうございましたー！ (2022年2月17日 22時) (
レス) id: 0ebb2ec182 (このIDを非表示/違反報告)
よし(プロフ) - やっと読めました〜なんだか好きにしいやも読み返したくなりました。このシリーズ好きなんでスピンオフ嬉しかったです! (2022年2月16日 22時) (レス) @page50 id: 6715417556 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ(プロフ) - りるさん！前にもコメント頂いたことありますよね？違ってたらごめんなさい💦終わりかたがグタグダしてしまってちょっと申し訳ない気持ちです😅このシリーズ結構気に入っているのですが、なかなか話が思い付かなくて…。 (2022年1月19日 14時) (レス) id: 0ebb2ec182 (このIDを非表示/違反報告)
りる(プロフ) - もう終わっちゃいました(*´^`)もう少し見たかったです、ジョングクとゆりちゃんの絡みも楽しいですし終わってしまうの残念です (2022年1月19日 6時) (レス) @page50 id: a036f71cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おちゃこ
| 作成日時：2021年11月23日 19時
