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〜紅葉side〜
琥珀「この通りだ！頼む！！」
突然遊びに来て突然土下座をかましてきたこの目の前の男…琥珀の言葉に頭を抱える
”見習いを受け入れてほしい”だなんて
紅葉「…悪いが、もうこの本丸に見習いは…」
琥珀「分かってる！…あんなことがあった後だ、警戒するだろうし嫌だろう。でも、俺の妹を安心して任せられる本丸はここ以外にはないんだ」
紅葉「そうは言ってもなぁ…」
石切丸「私は反対だ。琥珀殿の血縁者が必ずしも信頼に足る人物とは限らないし、私たちもそれを受け入れるだけの心の余裕はない。確かに審神者の手本として僕たちの主はうってつけの人材なのかもしれないけど、こんな環境じゃその妹さんも刀剣男士との関り方という方面で十分に育てないと思う」
今日に近侍である石切丸がつかさずそう答える
彼の言うとおり、こんな本丸じゃ学べるものも学べないだろう
琥珀「石切丸のいうことも百も承知だが、やっぱりここに頼みたい。…状況が状況だ、多少荒い扱いをしてもらっても構わない。頼む」
俺たちがなんとか断ろうとするも決して引く気のない様子な琥珀
石切丸と説得が不可能だというお互いの認識に相違がないことをアイコンタクトで感じ取った
紅葉「……わかった。わかったから頭をあげてくれ」
琥珀「本当か！」
紅葉「ただしさっきも言ったみたいに、他の本丸より”見習い”の扱いは厳しいものになるだろう。申し訳ないが、いくら琥珀の妹とはいえ俺も信用しきれないこの状態で、皆に警戒を解けとは言えない」
琥珀「もちろんだ。ないと誓うが、万が一おかしな行動をしたらその場で切り捨ててもらっても構わない」
紅葉「それはちょっと言いすぎじゃないか！？妹だろ！？」
琥珀「そ、それくらい自信をもって大丈夫ってことだ！」
なんてとんでもない兄なんだ
まだ見ぬ見習いに少しだけ同情する
琥珀「本当に感謝する。1週間後、改めて妹も連れてあいさつに来ようと思う。よろしく頼む」
紅葉「わかった。そのまま研修に入るのでいいんだな？」
琥珀「あぁ。そういう段取りで準備させる」
一通り話がまとまったところで彼は早々に準備をして帰っていった
本当にこの話のためだけに来たようだ
…問題は
紅葉「みんなをどう納得させるか、だよなぁ…」
政府からの見習い受け入れの手紙にすら非難轟々だったのに
なんて考えるこのときの俺には、まさか琥珀が政府を脅してその通達を出させたことを知る由もない
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リーナ(プロフ) - ヤバい！めっっさ面白いです！！次の更新が待ち遠しいです！応援してます！ (1月16日 21時) (
レス) id: 3fc7d7acf0 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - 更新をお待ちしてます (9月11日 6時) (レス) @page13 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
柏村蒼 - 橘…ユルセナイ…夢主ちゃんの復讐劇楽しみにしてます(内心、橘、おのれ、絶対ユルセナイからなと思ってます) (5月6日 0時) (レス) @page11 id: e9cb19fe0c (このIDを非表示/違反報告)
アイリ提督(プロフ) - りんごさん» 未だに占ツクにいる古のオタクたちは、もう私らだけよ……()一緒にオタクしような！！！！！！！！！！(?) (2023年4月8日 22時) (レス) id: e582e0bee5 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - こいさん» 見てくれてありがとうございます！！！！気が向いたらまた更新します(すぐしろ) (2023年4月4日 20時) (レス) id: feb5f43e21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご
| 作成日時：2022年6月2日 23時
