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A「どれをとっても覚えはない。変な言いがかりをするためだけに来たのなら、よほどの暇人なんだな」
鶴丸「ほぉ?俺が態々ここまで懇切丁寧に用件を告げたというのに、それでもまだ減らず口を叩くのか」
A「知らんと言っているだろう」
鶴丸「光坊に謝れ」
A「己の非が浮かばないのに何を謝れと言うんだ」
鶴丸「謝らせるために俺は逆さになってまで君を待っていたんだからな?」
俺今こいつとちゃんと言葉のキャッチボールできてる?
できてないよね?
逆さになってた理由とか知らないし
ていうか逆に何故俺を待つ際に逆さになる必要があったのか知りたい
こいつといると疲れるわーーー(遠い目)
鶴丸「大体なぁ。きみ、主や他の刀たちにも随分な態度をとっているそうじゃないか。恩着せがましいことを言うつもりはないが、折れかけのきみを戦場から連れ帰ったここの奴らに少しくらい敬意を持つべきじゃないのか?」
うっわ恩着せがまし!!←
至極当然、という風に、顎を上げて俺を見下すように見つめてくる
だがご生憎様、俺は頼んで助けてもらったわけではない
そちらが勝手にやった事に対し見返りを求めるのはどうなのだろうか
結論『こいつは恩着せがましくて厚かましい』
A「そちらが勝手にやったことだ。求めてもいない事に対し何故礼など言わねばならない」
鶴丸「求める求めないの話じゃないだろう。人の心を持つなら当然のことを言っているんだ」
A「人の心など知ったことか。貴様らの勝手な論理感を押しつけてくるな。
……そもそも貴様は何を言いに来たんだ。光坊とかいう奴の怒りを代弁しに?それとも助けて“やった”俺が相応の態度を示さないことに対する牽制?……今貴様がやりたいことが見えん」
なんでゴッドな俺に人間の心理的な何かを説くんだよ
とりあえずなんとなく話が逸れてきたのは理解したため、本来の話題に戻そうと話の軌道を変える
目の前の白野郎……鶴丸国永?とか言う奴は小さく舌打ちをして視線を斜め下に落とした
鶴丸「………確かに話が逸れたな。本題に戻ろう。俺は光坊の………」
燭台切「僕が何??」
鶴丸国永の続く言葉を待っていたとき、突如背後から聞こえてきた声に驚く
鶴丸「み、つぼう……」
成る程、お前が光坊か
………こいつ、坊って年じゃなくね?
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凛音 - 本当に面白いです!続きがめっちゃ気になります!頑張ってください! (9月26日 19時) (レス) @page40 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
りす(プロフ) - 中二病の主人公!新しくて大好きです!続きとても楽しみに待っております! (7月18日 19時) (レス) @page40 id: 6cf6d64f42 (このIDを非表示/違反報告)
ぬーぬぬーぬぬー - 続きをお恵みください… (2022年11月23日 0時) (レス) @page40 id: 8435a17515 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年9月24日 19時) (レス) @page40 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
YM - このお話大好きです!作者様の負担にならない程度に更新してくださると嬉しいです (2021年12月27日 15時) (レス) id: 0c982d92bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんご | 作成日時:2018年5月13日 18時