【勘違い】中ニ病ですが何か？【刀剣乱舞】

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目を覚まして最初に見えたのはモフモフのイケメンと緑のイケメンだった


二人して俺に話しかけてくるが……


こいつら誰だ


もうここ知らないヤツらばっかじゃん


この際K高の先輩でも良いから知ってる人に会いたい


今ならあのゴリラってあだ名が形容に聞こえないゴリラ先輩にも全力で抱きつける


とりあえず目の前のもモフモフに誰かと聞けば、彼は大きく目を見開い…


てねぇな←


なんかそんな雰囲気の顔してるけど閉じたままだわ


数珠丸「覚えて……おられませんか……？」


A「……そもそも会ったこともないだろう」


……ないよな？？


もしここで『君の前前前世から僕は君を探し続けていたんだよ』とか言われたら恐怖で立ち直れない自信ある


と、そこまで考えて２人を見てみると大粒の涙を流していた


ちょっ、は、何で泣いてんだ！？


心の中では困惑と焦燥がスクランブル交差点だが、表情は怪訝そうにするのがプロの中二病である


ま、つまりは俺の事っすね！←


数珠丸「っ……、すみません。私は数珠丸恒次です」


青江「にっかり青江、だよ。変な名前だと思うだろう？」


A「あぁ、思う」


すかさずそう返した俺は悪くないぞ


いやだって苗字がにっかりとか聞いたことねぇよ


あれか？万年にっかり笑ってますの家系か？


なにそれホラー


青江「……っ、随分はっきり言うねぇ」


……気にしてるなら自分から地雷取り出すなよな


というかこの２人俺の看病？でここに居たんだろ？


何でまだいんの？


A「……ここまでのことは感謝する。が、もう良いだろう。出て行け」


青江「で、でも僕たちはまだ君と話したいことが……」


A「俺にはない。貴様らのような人間風情と話すなど考えるだけで反吐が出る」


あっ、ミスった


貴様らのようなの前に『神である俺が』って言うの忘れてたわ


くっそ、中二病スペックが低下した気がする


数珠丸「……いいえ、私たちは人間ではありません」


A「……は？？」


ま、まさか……


数珠丸「私たちも貴方と同じ神です。刀の、付喪神です」


き……


き………！！


きたぁぁぁぁぁ！！！！←


まさかの！！まさかの仲間来たわ！！！


中二病仲間！！


A「そう、なのか……？」


数珠丸「ええ。因みに私たちは昔後鳥羽上皇の宮で会っているのですよ」


後鳥羽上皇て……


年号分からんが昔の人間だよな？


そこで会うも何も俺生まれてな………


あ、もしや！！

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