3 ページ5
薬研が部屋を出て行ってから俺は一人で部屋の中を探索していた
そこで見つけた一振りの刀
鞘からぬいてなぞってみると指が切れた
うぉぉすっげぇ……本物…………
こういうの見てたらやっぱ言いたくなる………
A「……随分と汚れたものだ。闇に支配され美しさのかけらもないとは」
………
薬研お前マジいるなら言えよ←
いつから居たよ
薬研「っ、綺麗だぜ?刀も、旦那も」
まぁまず間違いなく台詞は聞かれてたようです
人に聞かれてると知ってりゃもう少し格好いい台詞言えたんだがな……っ!!
後俺は旦那って年じゃないです17歳です
A「……世辞はいらん。何のようだ」
薬研「とりあえず今日の昼間は俺っちが旦那の世話をすることになった。……何かあったら言ってくれや」
え、なに俺より下の子に世話させんの?
ご主人様的な??
やべぇじゃん俺逮捕されちゃうじゃん
罪状はショタコンとかやかましいわ
A「結構だ。俺のような者の近くにいてもいいことなど何もないぞ」
薬研「見返りを求めてるわけじゃねぇから構わないさ」
そう言ってニカッと笑う薬研
何だよコイツ餓鬼のくせにイケメンかよ
そんなこんなで本当に一日ずっと俺に付いていた
トイレ以外は俺から離れなかった
因みに俺は一度も部屋を出ていない
理由?
太陽光が眩しいからだが?←
一日中一緒に居たにしても基本的に二人して無言だったため特に何かあるわけでもなく、あっという間に夜になった
A「夜か……」
薬研「……旦那、今なら部屋から出られるか?会って貰いたい奴らが居るんだ」
A「了解した」
あからさまにホッとした表情を浮かべた彼に大人しく着いていき部屋を出ると、目の前には立派な日本庭園が広がっていた
いやマジでここ何処やねん
思考が一時ストップするが、薬研はそれに気付いていないのかさっさと歩を進めたため、それを追いかけた
薬研「ここだ」
暫く歩き、着いた先は一際大きくそして豪華な襖
てか部屋からここまで結構歩いたぞ?
一つの家の中を歩く要領じゃないんだが??
薬研「大将、皆。九条の旦那を連れてきた」
そう言いながら躊躇いなく襖を開く薬研
その先には、沢山のイケメンが居た
俺を見た彼らの反応は様々
大きく目を見開くヤツ、涙を流すヤツ、顔を綻ばすヤツ
そんな中の一人、平安装束に身を包んだイケメンが俺に歩み寄ってきた
扇「初めまして、九条千里」
1321人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛音 - 勘違いして燭台切のことを聖徳太子だと思ってるのが面白いし、言っていることがめっちゃイタい (9月26日 16時) (レス) @page36 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
モシャア - イタい!イタい!でもめちゃくちゃ面白いです! (2021年9月20日 16時) (レス) id: f7eb6a98f0 (このIDを非表示/違反報告)
すやや - 見ているとぉぉぉ!!!恥ずかしくてニヤけちゃうっ!!でも続き見たい!! (2020年7月14日 6時) (レス) id: 392bac1abb (このIDを非表示/違反報告)
ネーム(プロフ) - やばい…見てると恥ずかしくなってくる(けど面白いから見ちゃう) (2020年3月14日 19時) (レス) id: 860ebe4669 (このIDを非表示/違反報告)
夜雨ナナト - りんごさん» ゴキちゃん=主に笑いました。続編かこっちかどっちに書けばいいのかわからなかったのですが、こちらに書かせていただきました。これからも頑張ってください。 (2020年1月12日 22時) (レス) id: e95b77a21e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りんご | 作成日時:2017年5月13日 20時