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〜鶴丸side〜
カランと乾いた音とともに机を跳ねた２本の箸
何事かと目をむく暇も無く視界に影が差した
見上げれば立ち上がろうとしていた桜蝶姫がこちらに倒れてきて…………
はぁ！？
あまりに突然のことに彼女を支えきれず背中から倒れてしまう
そんな俺の胸の上にあの桜蝶姫が乗っかっているという今世紀最大の幸せに鼻血を堪えながら、何でも無い風を装う
鶴丸「ど、どうしたんだい？もしかして足でもしびれ…………桜蝶姫？」
足でもしびれたのか？なんて上半身を起こしながら冗談めかして言おうとし、それをやめた
倒れてから暫く経つが、彼女は一向に退く気配がない
それどころか俺にもたれ掛かっている身体からは完全に力が抜けきっており、俺が身体を起こすのと同時にずり落ちていた
………おかしい
鶴丸「っ、主！！桜蝶姫が倒れた！！」
紅葉「はっ！？」
持っていた箸を投げ出しもつれながらこちらに向かってこようとする主を尻目に、桜蝶姫に視線を戻す
焦りを隠せないまま、取り敢えず俯せになっている彼女を回し上を向かせた
紅葉「鶴丸、何がどうなって……」
鶴丸「寝てる」
紅葉「……は？意味が分からん」
鶴丸「大丈夫だ、俺も分からん」
見えた顔は完全に眠りに落ちきっていた
今にも寝そう、とかそんなんじゃなくて
紅葉「はぁぁ…………。ったく、お前が倒れたなんて言うからびっくりしたじゃないか」
一期「………いえ、主殿。先ほどの桜蝶姫殿は一度立ち上がろうとし、しかし脱力して崩れ落ちたように見えました」
紅葉「お前の席桜蝶姫の方向いてなかったよな……なんで見てんだよ………？」
一期「見ていたのではないです、私が意図的に視線を向けた先に桜蝶姫殿が居ただけです」
紅葉「それを見てたって言うんだよ馬鹿野郎」
鶴丸「一期、流石に気持ち悪いぞ」
紅葉「お前人のこと言える立場だと思うなよ？」
三日月「……主。少し、注意深く見る必要があるやもしれんぞ」
一期の気持ち悪さに少し雰囲気が和んできたところに、緊張感を拭う気もない三日月の重い声が響いた
皆再び身体を強ばらせる
紅葉「どういうことだ？確かに急に眠ったのは不可解だが眠たかったんだと思えば……」
三日月「ここ暫く眠っていることが多かったのにか？」
………確かに、言われてみれば
大般若の付き添いとして出陣し重傷で帰ってきたあの日から約５日
その間彼女は………
眠っている時間の方が格段に多い
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りんご(プロフ) - 輝空さん» まだ書きたいネタがあるので簡潔はもう暫く先かな……とw１年にわたるとは言っても結構更新しない時期とか多かったので……wこのペースでは平日には厳しいかもですが、できるだけ毎日更新できるように頑張ります！(できるとはいってない←) (2018年6月17日 22時) (
レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
輝空(プロフ) - そろそろ完結の予感....？1年にわたる作品....( ´･ω･`)完結しないでくださいね？ネタ尽きても書いてくださいよ？((((更新待ってます！ (2018年6月17日 14時) (レス) id: 13a544a51f (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 紗季さん» が、がんばレーーーーーー！！！ (2018年6月17日 2時) (レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
紗季(プロフ) - 桜ちゃーーーーーーーーーン！！！！！生きテーーーーー！ (2018年6月16日 21時) (レス) id: 3bc9efd142 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - アイリ提督さん» 大丈夫だと信じたら大丈夫なのが夢小せt((((殴 (2018年6月14日 19時) (レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご
| 作成日時：2018年1月1日 4時
