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なんだかんだで日向と和解(？)して、皆と夕餉を食べた
大広間に入ったときに皆がホッとした表情を浮かべていたけれど、それが本当の表情なのかは分からない
紅葉さんが私について何を話したのかは知らないけれど、偽物ということを知った上にあれだけ迷惑をかけたんだ
素直に無事を喜んでもらえているはずがない
普段は温かい皆の笑顔さえ……今の私には黒くよどんで見えてしまう
こんな自分が本当に嫌になるな
でも今皆が“私のことを心配する体”で居るのなら、私はそれに乗っからせてもらうとしよう
皆に嫌われていても、笑顔の裏の本心がどうであっても
私はやっぱりこの場所にいたい
だから直接出て行けって言われるまでは………
せめてその時までは、ここに居させて
そう願いながら、雪が月の光を反射し綺麗な銀世界の広がる庭を見るのをやめ瞼を閉じた
日向「桜蝶姫さん。おはよう、朝だよ。他の刀たちから朝は短刀が起こしに行くって聞いてね。先日の詫び………にはならないと思うけど、迎えに来たよ。一緒に行こう？」
朝、支度を調え終えたと同時に部屋の外から声がかかる
障子の先には控えめに笑う日向の姿があった
まさか今日も来るなんて思っていなかった私は暫く固まったが、貰える好意は貰えるうちに貰っておこうと考えた末に笑顔でお礼を言い大広間までの道を歩いた
鶴丸「おぉ、桜蝶姫！やっときたか！ほら、今日は俺の隣に来い！」
大広間に着けば皆が挨拶をしてくれて、鶴丸が私を笑顔で手招きする
離れたところから鶴丸をものすごい形相で睨むどことなくボロボロな三日月と一期
今までは何でも無い日常だったはずなのに、なぜかとても新鮮なものに感じる
それがとてもくすぐったくて、でも制限付きの優しさだと思うと寂しくて
A「……ありがとうございます、鶴丸様！」
自分の心に蓋をするように私は笑顔を貼り付け言われた席についた
どうやら私達が最後だったようで、奥の席を取っていたらしい日向が席に座ると同時に食事が開始される
途端に騒がしくなる部屋中の声をそれとなく聞きながら、温かいご飯を口に頬張った
どれくらいかして、ちらほらと食べ終わる人が出てきた頃
私の視界が急に歪みだした
目の前のものがぐわんぐわんと回ったり伸びたり縮んだり
……一度部屋に戻って休もう
そう思い席を立とうとしたその時
カラン、と手から滑り落ちた箸が音を鳴らし
同時に私の身体は右へと傾いていった
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りんご(プロフ) - 輝空さん» まだ書きたいネタがあるので簡潔はもう暫く先かな……とw１年にわたるとは言っても結構更新しない時期とか多かったので……wこのペースでは平日には厳しいかもですが、できるだけ毎日更新できるように頑張ります！(できるとはいってない←) (2018年6月17日 22時) (
レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
輝空(プロフ) - そろそろ完結の予感....？1年にわたる作品....( ´･ω･`)完結しないでくださいね？ネタ尽きても書いてくださいよ？((((更新待ってます！ (2018年6月17日 14時) (レス) id: 13a544a51f (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 紗季さん» が、がんばレーーーーーー！！！ (2018年6月17日 2時) (レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
紗季(プロフ) - 桜ちゃーーーーーーーーーン！！！！！生きテーーーーー！ (2018年6月16日 21時) (レス) id: 3bc9efd142 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - アイリ提督さん» 大丈夫だと信じたら大丈夫なのが夢小せt((((殴 (2018年6月14日 19時) (レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご
| 作成日時：2018年1月1日 4時
