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ふと目を覚まし身体を起こすと肩から薄手の毛布が滑り落ちていく
誰がかけてくれたのだろうかと考えようとしたその時、辺りが真っ暗なことに気が付いた
月明かりで辛うじて近場は見えるが、一寸先は闇と言っても過言ではない
………私どれだけ寝てたんだ
眠りに落ちたのは恐らく茜さんが帰っていった10時くらい
今は月の傾き的に7時くらいだろうか
何気にいつもの睡眠時間より長く寝てしまっていたようだ
A「………っ、報告書っ！！」
暫く綺麗な月を見てぼーっとしていたのだが、眠る前にそれとなく気にしていたことを思い出して急激に目が覚めた
やばやいやばいやばい、お昼過ぎには出すつもりだったのに
とあえず机元の証明を点けて先日の出来事をできるだけ細かく紙に書き込んでいく
眠る前の倦怠感が嘘のように筆が進んだ
まぁそうだよな、時間的に今結構追い詰められてるしな！！
無心に筆を滑らせ続け、30分ほどでなんとか書き終える
A「つっかれた…………」
誰も見ていないのを良いことに、後ろにバタンと倒れ込みながら右手首をブラブラと振り回した
うっへーとかうぉぉぉ………とか、そんなおっさん臭い声が零れ出るのはこの際仕方ない、疲れてるんだ、察せ
ある程度手首が解れたらついさっき点けた証明を消して報告書の束を両手で胸の前に抱え、大広間に向けて歩き出した
多分この時間なら夕餉中だろうから、審神者部屋には居ないだろうし
大広間に近づくにつれて良い匂いと騒ぎ声が大きくなる
今日は宴会だったろうか、と1人考えを巡らせるがそんな記憶は無い
私は小首をかしげながら大広間の襖を開けた
A「あの主様、遅くなってすみません。報告書を持ってきました」
紅葉「ん？おぉ桜蝶姫！起きたのか。すまない、随分気持ちよさそうに寝てたから夕餉前に起こさなかった」
A「あ……、毛布を掛けてくださったのは主様でしたか。ありがとうございます」
紅葉さんに寝顔見られてたとか恥ずかしすぎて頭からお湯出そう
……あっ、違う湯気出そうだ、お湯出たら大変だろ
とか考えながら抱えていた報告書を紅葉さんに渡す
それを受け取った紅葉さんは少し赤らんだ顔でパラパラと紙束をめくった
A「………そういえば、今日はなんの宴なんですか？主様が顔色を変えるまで呑まれるなんて珍しいですね」
私のその問いによくぞ聞いてくれましたと言わんばかりのドヤ顔を見せてくる
紅葉「実は………」
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りんご(プロフ) - 輝空さん» まだ書きたいネタがあるので簡潔はもう暫く先かな……とw１年にわたるとは言っても結構更新しない時期とか多かったので……wこのペースでは平日には厳しいかもですが、できるだけ毎日更新できるように頑張ります！(できるとはいってない←) (2018年6月17日 22時) (
レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
輝空(プロフ) - そろそろ完結の予感....？1年にわたる作品....( ´･ω･`)完結しないでくださいね？ネタ尽きても書いてくださいよ？((((更新待ってます！ (2018年6月17日 14時) (レス) id: 13a544a51f (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 紗季さん» が、がんばレーーーーーー！！！ (2018年6月17日 2時) (レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
紗季(プロフ) - 桜ちゃーーーーーーーーーン！！！！！生きテーーーーー！ (2018年6月16日 21時) (レス) id: 3bc9efd142 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - アイリ提督さん» 大丈夫だと信じたら大丈夫なのが夢小せt((((殴 (2018年6月14日 19時) (レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご
| 作成日時：2018年1月1日 4時
