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メソメソシクシクと部屋の角で両膝を抱えてうずくまる紅葉さん
それを見て苦笑いする茜さんと、どん引きした顔で見つめる琥珀さん
ごめん、ごめんって
だって最初に紅葉さんが何でも言え的なこと言ったから………
でも、あそこまで嫌なくせに未だに着替えてないのはなぜだろう
そういうプレイ的な？？
琥珀「……そういえば桜蝶姫。さっき随分と急いでいたようだがなにかあったのか？」
琥珀さんのその言葉で、私がここに来た経緯を思いだした
……なんでだっけ
私自身特に紅葉さんに言いたいことがあったわけじゃ無い
ただ、なぜかここに来なければいけないと思って、私の意思とは関係なくここに向かってきていた
少しの間あごに手を当て考えてみるがやはり思い当たる節は無いため、特に意味は無いことを伝えようと口を開く
A「どうしても、主様にお伝えしたいことがあって」
が、私の口から出たのは全く反対の言葉だった
自分で自分の発言に驚く
言いたいことなんて何も無いのに一体何を話そうというのか
紅葉さんは少々げんなりとした顔を上げ私を見つめている
戸惑う私の心中とは異なり、何故か私はその場にひれ伏した
3人から息をとむ気配が伝わってくる
A「先の戦、主様の申された編成を勝手に変え出撃いたしました。それにより検非違使と遭遇した際にこちら側に甚大な被害が及び………負けて、しまいました」
確かにこれは謝らなければと思っていた
……でも、今こんな風に言おうだなんて全く思っていなかったのに
そうこうと今の状況を必死に考えているこの状況下でも、私の口は次々に言葉を発していく
A「編成がどうであったとしても、私がいながら部隊の方々を守り切れなかったのは不覚にございます。言ってしまえば気を抜いてかかっていた私の落ち度というもの………。ですから………」
紅葉「桜蝶姫！」
なにやら不穏な空気を感じ取った紅葉さんがバッと立ち上がり、言うなとでも言うかのように私の名を叫ぶ
が、私にはどうすることもできない
なぜなら今私の発言に、私の意思はないのだから
私自身でもこのあと何を言うのか分からない
でも、想像するのは難くない
それはここに居る全員に言えよう
そしてもちろんのこと、その想像は的中する
A「どうか私一振りの命でお許し頂けないでしょうか」
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りんご(プロフ) - 輝空さん» まだ書きたいネタがあるので簡潔はもう暫く先かな……とw１年にわたるとは言っても結構更新しない時期とか多かったので……wこのペースでは平日には厳しいかもですが、できるだけ毎日更新できるように頑張ります！(できるとはいってない←) (2018年6月17日 22時) (
レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
輝空(プロフ) - そろそろ完結の予感....？1年にわたる作品....( ´･ω･`)完結しないでくださいね？ネタ尽きても書いてくださいよ？((((更新待ってます！ (2018年6月17日 14時) (レス) id: 13a544a51f (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 紗季さん» が、がんばレーーーーーー！！！ (2018年6月17日 2時) (レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
紗季(プロフ) - 桜ちゃーーーーーーーーーン！！！！！生きテーーーーー！ (2018年6月16日 21時) (レス) id: 3bc9efd142 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - アイリ提督さん» 大丈夫だと信じたら大丈夫なのが夢小せt((((殴 (2018年6月14日 19時) (レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご
| 作成日時：2018年1月1日 4時
