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〜加州side〜
加州「っ、なんでこいつらがっ！！」
最悪だ
今日ほどレベルに差のある編成はない
初陣の大般若さんだっているのに俺と桜蝶姫さんはカンスト済み
敵のレベルは俺と桜蝶姫さんの強さに合わせられている
………けど
いつもならこんな編成の時に検非違使の出現が確認された地域に出陣させることはないはず
主がそんなミスするわけ………
あぁ、そうだ
小竜が抜けた穴に俺と桜蝶姫さんが入った
そしたら部隊の平均レベルがあがっちゃったから急遽行き先を変えたんだ
主じゃなくて、俺たちが勝手に
なぜ検非違使のことを考えなかったのか
どうして忘れていたのか
不甲斐ない自分に腹を立てている今この瞬間にも、亀裂はどんどん広がっていく
そこから這い出てくるようにゾロゾロと検非違使が姿を現し始めた
それとともに俺たちを刺す殺気が濃くなるのが分かった
流石にこの敵は駄目だ
俺はスッと刀を抜き、育成刀の四人の前に進み出る
桜蝶姫さんも同じ事を思ったのだろう、ほぼ同時に四人をかばうように前に出て抜刀した
次々に出てくる検非違使をにらみつけながら全神経を研ぎ澄ます
ほんの一瞬でも隙を見せれば………間違いなくそれは『死』を意味する
互いに互いを警戒し、どちらかが動けば戦闘が始まる
そんな一触即発の空気を破ったのは
大般若「っ、あんたらが次の敵さんかいっ！」
大般若だった
彼は俺たちの間を走り抜け検非違使に突っ込んでいく、というあまりにも危険で無謀な行動をとる
まさかそんな行動に出るだなんて思っていなかった俺たちは不覚にも呆けてしまった
A「大般若様！駄目です、下がってください！！」
桜蝶姫さんの叫び声で我に返るが、ワンテンポ遅れてしまえばそれだけでもう間に合わない
とっさに伸ばした俺の左手は空を切った
加州「だいはん…………っ！！！」
そのほんの数秒後
やはり、とでも言うべきか
まだ全くといっていいほど戦闘の基礎が出来ていない大般若は一瞬で大太刀の餌食となり、数メートル吹き飛んだ末に木に激突し崩れ落ちた
彼は低レベル所かこれが初陣という、まさに初心者
もちろん敵の攻撃の流し方など分かるはずもない
もろに攻撃を受けた大般若はぴくりとも動かないままうなだれた
予想し得ない出来事の連続に、俺も桜蝶姫さんも言葉を発することができないでいた
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りんご(プロフ) - 輝空さん» まだ書きたいネタがあるので簡潔はもう暫く先かな……とw１年にわたるとは言っても結構更新しない時期とか多かったので……wこのペースでは平日には厳しいかもですが、できるだけ毎日更新できるように頑張ります！(できるとはいってない←) (2018年6月17日 22時) (
レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
輝空(プロフ) - そろそろ完結の予感....？1年にわたる作品....( ´･ω･`)完結しないでくださいね？ネタ尽きても書いてくださいよ？((((更新待ってます！ (2018年6月17日 14時) (レス) id: 13a544a51f (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 紗季さん» が、がんばレーーーーーー！！！ (2018年6月17日 2時) (レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
紗季(プロフ) - 桜ちゃーーーーーーーーーン！！！！！生きテーーーーー！ (2018年6月16日 21時) (レス) id: 3bc9efd142 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - アイリ提督さん» 大丈夫だと信じたら大丈夫なのが夢小せt((((殴 (2018年6月14日 19時) (レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご
| 作成日時：2018年1月1日 4時
