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町を出て雑木林の中を、頭に大きなこぶをつけた二人は篭手切江に気遣われながら何とか歩いていた
君たちまだレベル40とかなのにカンストの怒りの鉄槌とか食らったらそりゃ辛いわ
小豆「っ、おれはまだしも謙信までなぐることはないのではないか」
謙信「いっ、いや、あつきはぼくをほめるためにやってくれたのだ！ぼくだけでよかったのに……」
篭手切江「やめましょう、文句を言ったらまた殴られますよ」←
加州「……俺が意味も無く叩いたみたいな言い方しないでくれる？」
「「「ちがうのか？？/んですか？？」」」
加州「違うわ！！！」
奇妙な言いがかりをつけられた加州は心底疲れたような顔をしながら額に手を当ててため息を吐いた
加州「大体ねぇ。今俺たち戦しに来てるんだよ？誉を取れて嬉しいのは分かるし、祝ってあげたい気持ちも分かる。でもそれって敵を殲滅し切れてないときにすること？？」
不機嫌そうに説教じみたことを話す加州に、小豆と謙信は苦い顔をうつむけた
そこからは彼らの反省の気持ちが見て取れる
A「本丸に帰ったらみんなでお祝いしましょう？そちらのほうがもっとたくさんの方に祝って頂けますし、こうして怒られることもありません。ね？」
小豆「……わかった。かってなことをしてすまなかった」
謙信「ごめんなさい……」
加州の怒りの元凶である二人が非を認めたことで、加州の顔が緩む
さっきまでみたいなギスギスした空気(主に加州の)のまま本丸に帰ることになったらどうしようかと思ったが、杞憂だったようだ
大般若「……なぁ。戦場ってのはこんなにも敵の少ないものなのかい？」
私たちの少し前を歩き敵の気配を探っていた大般若からそう声がかかる
篭手切江「居ないならいいことなんじゃないですか？」
しかし篭手切江の意見に賛同し、それもそうかと納得して育成刀たちは笑いあった
が、どうも腑に落ちない
それは加州も同じようで、二人で顔を険しくさせた
途中で町によって甘味を食べるだなんて斬新なことをしていたせいで気がつかなかったが、言われてみれば確かにそうだ
あまりにも敵が出てこない
加州「……他の本丸のやつらが先に倒して行った、とか？」
A「……だといいのですが」
加州の言ったことは結構よくあることだ
だというのに今回はなぜかその理由に納得できない
私には今のこの時間が嵐の前の静けさとでもいうような、不吉なもののように感じた
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りんご(プロフ) - 輝空さん» まだ書きたいネタがあるので簡潔はもう暫く先かな……とw１年にわたるとは言っても結構更新しない時期とか多かったので……wこのペースでは平日には厳しいかもですが、できるだけ毎日更新できるように頑張ります！(できるとはいってない←) (2018年6月17日 22時) (
レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
輝空(プロフ) - そろそろ完結の予感....？1年にわたる作品....( ´･ω･`)完結しないでくださいね？ネタ尽きても書いてくださいよ？((((更新待ってます！ (2018年6月17日 14時) (レス) id: 13a544a51f (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 紗季さん» が、がんばレーーーーーー！！！ (2018年6月17日 2時) (レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
紗季(プロフ) - 桜ちゃーーーーーーーーーン！！！！！生きテーーーーー！ (2018年6月16日 21時) (レス) id: 3bc9efd142 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - アイリ提督さん» 大丈夫だと信じたら大丈夫なのが夢小せt((((殴 (2018年6月14日 19時) (レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご
| 作成日時：2018年1月1日 4時
