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〜紅葉side〜
紅葉「何で、それを……」
確かに桜蝶姫が俺の本丸に来たのは１年以内……正確に言えば１０か月ほど前だ
でも何故それを茜が知っている？
それに、彼女がそれを聞いたとき、その言葉は疑問系でありながら確信しているような口調だった
そうであると信じて疑っていない、事実を確認するような口調
茜「……やはり、そうなんですね」
紅葉「なんでそれを知っている？」
何処か悲しそうな、悔しそうな表情でぽつりと呟いた彼女に、たたみかけるように語彙を強めながら問うた
茜は暫く視線をさまよわせ戸惑うように俯いたが、意を決した風に俺としっかり目を合わせて口を開いた
茜「＿＿＿＿＿＿」
紅葉「っ！？」
騒ぐ刀剣たちの騒々しい声の中で声を張っていないにも関わらず、何故かしっかり耳に届いた言葉
それは俺を驚かせるには十分な事実で
紅葉「そ、れって……！」
一期「主殿」
もう一度茜に聞き返そうと情けなく震える声を絞り出したと同時に、背後から一期に声をかけられた
一期「お話し中申し訳ありません。が、弟達がそろそろ休みたいと言っていて……」
茜「……そうですね、もう遅いです。また明日、詳しくお話しさせて頂いても良いですか？」
俺越しにアイコンタクトをとったふたりに帰るよう促され、両者に小さく了承の意を示す
もやもやした心のまま、全員に声をかけコテージへ戻ることにした
ーーーーー
〜一期side〜
相手方の山姥切殿に何度も頭を下げる桜蝶姫殿を見て口元に笑みが浮かぶ
一時はどうなるかと思ったが、何事もなくまたこうして彼女に会うことができて良かったと安堵した
そういえば、明日の予定はどうなっているのだろうか
何もないならまた明日も弟達と海を駆けたいものだ
そう考えた私は茜殿と話す主殿に近づいた
その時に聞こえた２人の会話に心臓が跳ねる
それはどうやら主殿も同じのようで
その話しを掘り下げたいのは山々だが、それは桜蝶姫殿が居るこの場でする話しでは無い
そう判断した私は主殿たちの会話に割って入った
最もらしい理由を付けながら茜殿に目線を送れば軽く頷き返して下さる
渋々了承した主殿を連れて、全員でこてーじへの道を歩き出した
あそこで茜殿が一度帰るように促して下さったのは、恐らく彼女からしても桜蝶姫殿に聞かせるには痛い話だと思ったからであろう
“私は１年前、見習いとして桜ちゃんの本丸で過ごしていました”
だなんて
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りんご(プロフ) - 柄ラーさん» うちのニキは真剣必殺あんま出してくれないですね………ごこちゃんの確率がめちゃクソ高いです (2017年12月27日 12時) (
レス) id: 4be69f9f7e (このIDを非表示/違反報告)
柄ラー - わかります。！！なので、真剣必殺率が高いです。 (2017年12月27日 7時) (レス) id: 8cd9c67edd (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 柄ラーさん» 私の所の子も結構やりに狙われますwwまぁその分何故か絶対粟田口の子が一撃で仕留めるんですけどねぇww (2017年12月26日 23時) (レス) id: 4be69f9f7e (このIDを非表示/違反報告)
柄ラー - うちの本丸のニキは、よく柄までとおして、高速槍にねらわれています。じまん（笑）の初鍛刀です。 (2017年12月26日 11時) (レス) id: 8cd9c67edd (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 出巴さん» リアルは冬休み入ったので落ち着いております！作る話も大体まとまってきました。が、最近出てきた刀剣男士たちのキャラが曖昧なので勉強中ですww年内には続編出したいと思っていますので、それまで待って頂けると嬉しいです！お待たせして申し訳ありません！ (2017年12月26日 2時) (レス) id: 4be69f9f7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご
| 作成日時：2017年9月8日 17時
