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物吉「……浮かない顔をしていますが何かあったんですか？」
A「え？あっ、いえ………」
紅葉さんのグーパンチが怖くて部屋から出て、後で来いと言われていたリビングに向かえばそこには私と紅葉さん以外の全員が既に揃って席についていた
私も空いている席に座りボーッとしていると隣に座っていた物吉にそう声をかけられたのだ
思わず度盛り目を逸らすが、貞宗派の実質的にはお兄ちゃんな彼がそれで引くはずもない
物吉「全部は話さなくても良いんです。でも、桜蝶姫様の抱えておられるもの、少しくらいボクにも分けてくれませんか？貴方１人で抱え込まなくてはいけないものではないんです」
だってボクたちは仲間であり家族なんですから、と通常の……“通常の”一期にも引けをとらない王子様スマイルで語りかけてくる
何この子イケメン
A「……大したことではないのですが………少し、主様を怒らせてしまって……。私、嫌われてしまった、ですかね………？」
多分誰かに聞いて欲しかったんだと思う
だからなのか、すんなりとその言葉は口から零れ出た
無意識的に自身にも問わないようにしていた問いも
物吉「成る程、そう言うことですか。……ボクは詳しいことを知らないのでなんとも言えません。それは主様自身に聞かないと分からないことです」
その言葉を聞いてホッとした
その場しのぎに無責任な慰めの言葉を吐くでもなく、しかし私の心を気遣いながら優しい微笑みと声色で頭を撫でてくれる
……何より私がすべき事を提示しその勇気をくれた
A「ありがとうございます……！少し、気が楽になりました。後で主様とお話ししてみます」
物吉はその言葉を聞いて満足そうに笑い「頑張って下さい！桜蝶姫様に幸運を！」と、それはもう眼球が焼け落ちそうなほどに眩しい笑顔で励ましてくれた
何この子イケメン(二回目)
少し落ち着いたため部屋の中を見回してみる
ほぼ全員、海が楽しみらしくそわそわしていた
短刀と�豐櫃砲�いては既に水着だ
粟田口は皆そろいのTシャツを着ている可愛い
その横ではしゃぐ�豐櫃魯僉璽�ーを羽織っており、その間から覗く白い肌には黒い布が………
おい待て何でお前ビキニなんて着てるんだ
思わず遠い目になった私は悪くない
紅葉「スマン遅れた」
そんなときガチャリと音を立ててリビングに入ってきた紅葉さんに全員が口を噤む
時刻は昼の１２時
待望の遊泳は昼食をとった後となった
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名無し - 三日月オチ…というか分岐オチお願いしたいですね、はい。更新頑張ってください (2020年10月13日 4時) (
レス) id: 1951cf5541 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 紅葉(もみじ)さん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！なんとっ！すみません……鶴さんのはわかりませんが、曽祢さんはでき見つけ次第なおします！ご指摘ありがとうございました！ (2017年9月23日 1時) (レス) id: 4be69f9f7e (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(もみじ) - 面白いです！この勘違いっぷりも、むっすりな三バカ太刀も(笑)一つ気になったのが、長曽祢の祢が根になっているところです、それと、頻繁に鶴丸さんの鶴が文字化けして□に囲まれた左の字になっているところです。 (2017年9月14日 18時) (レス) id: 9e104fe06a (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 白時さん» 本当ですか！？そう言って頂けて嬉しいです、ありがとうございます！更新まちまちですが、楽しんで頂けると嬉しいです！ (2017年9月8日 19時) (レス) id: 4be69f9f7e (このIDを非表示/違反報告)
白時 - この小説すごく面白いですね！続きが早く読みたいです!! (2017年9月8日 7時) (レス) id: 0696f10d44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご
| 作成日時：2017年6月24日 16時
