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〜加州side〜
A「うっっ……ぇ？？」
俺は急に始まった�豐櫃気鵑隼案�月さんによる刀装合戦を見守っていた
２人とも本気でやってて、俺は気を抜いていた
そんな時に聞こえた小さな呻き声と、それをかき消すような肉を断つ音
驚いてその音の出所を見ると、大太刀が桜蝶姫さんの背を薙いでいた
突然ことに全員がそれを見て固まる
当の本人である桜蝶姫さんはとっさに刀を抜いて応戦しようとしたけれど、即座に蹴り飛ばされて地面を数メートル転がった
高練度の彼女があぁも簡単にやられてしまうことに驚きを隠せない
俺は隊長でありながら状況を理解することが出来ずにそこに立ち尽くした
そんな俺に狙いを定めて刀を振り下ろそうとする短刀
気付いたときにはもう遅くて、距離はわずか１メートル
もうだめだ
そう思い目を瞑ってくるはずの痛みを待った
……が、いつまで経ってもそれは来ず代わりに鉄と鉄が軋み合う音が聞こえる
そっと目を開けると、俺の前に立って短刀と刃を交えている燭台切さんがいた
燭台切「全員戦闘態勢に入って！！兎に角こいつらを蹴散らすよ！！」
彼のその言葉に我に返った俺達は、まだ混乱する脳を必死に動かして遡行軍を切りつけていった
加州「桜蝶姫さん！！」
かつて無い速さで敵を倒し終えて、倒れている桜蝶姫さんに駆け寄る
いくら名を呼んでも俺の鼓膜を揺らすのは彼女の浅い呼吸音だけだった
あの瞬間刀装を付けてなかったためにたった一撃だけで重傷
その上に蹴り飛ばされて、擦り傷や打撲跡が見られる
俺のせいだ
俺がもっとちゃんと周りに注意を払っていれば……っ！！
そう１人で後悔しても、桜蝶姫さんの傷が治るわけもない
燭台切「加州君、気持ちは分かるけど今は主に連絡を。後悔よりも先にやるべきことをしよう」
加州「……っ、うん」
震える声で連絡すれば、応答したのは乱だった
緊急帰還することを伝えてゲートを開けて貰うのを待つ
三日月「………俺のせいだ」
寒さすら覚えるような冷たい静寂の中で三日月さんがぽつりとそう呟いた
�豐櫃気鵑呂修譴某搬里鰺匹蕕携娠�するが、伏せた顔を上げない
俺があのような遊びをしなかったら
桜蝶姫の刀装を使わなければ
両手で握りしめるように顔を強く覆う三日月さんに声をかけることはできなかった
遂には「折ってくれ」とそうまで言い出すが俺たちはそれに何も返さず、丁度開いたゲートに入った
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名無し - 三日月オチ…というか分岐オチお願いしたいですね、はい。更新頑張ってください (2020年10月13日 4時) (
レス) id: 1951cf5541 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 紅葉(もみじ)さん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！なんとっ！すみません……鶴さんのはわかりませんが、曽祢さんはでき見つけ次第なおします！ご指摘ありがとうございました！ (2017年9月23日 1時) (レス) id: 4be69f9f7e (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(もみじ) - 面白いです！この勘違いっぷりも、むっすりな三バカ太刀も(笑)一つ気になったのが、長曽祢の祢が根になっているところです、それと、頻繁に鶴丸さんの鶴が文字化けして□に囲まれた左の字になっているところです。 (2017年9月14日 18時) (レス) id: 9e104fe06a (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 白時さん» 本当ですか！？そう言って頂けて嬉しいです、ありがとうございます！更新まちまちですが、楽しんで頂けると嬉しいです！ (2017年9月8日 19時) (レス) id: 4be69f9f7e (このIDを非表示/違反報告)
白時 - この小説すごく面白いですね！続きが早く読みたいです!! (2017年9月8日 7時) (レス) id: 0696f10d44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご
| 作成日時：2017年6月24日 16時
