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三日月「部屋へ着いたぞ」
という三日月の声を聞いて心臓がはねる
ついに、ついに来てしまった
前に居る三日月をちらりと見やれば、頷いて襖を開けた
誰も襖を開けてくれの合図は出していない←
三日月に続き部屋に入るとすぐにその場で膝をつき頭を下げる
世に言う土下座
だ、だって！！それ以外に敬意を示す方法が見あたらなかったんだもん！！←
A「失礼致します。桜蝶姫、参上致しました」
と、そう言えば、目の前の審神者はわかりやすく狼狽えた
紅葉「なっ、か、顔を上げてくれ桜蝶姫！そんなに畏まらなくてもいいんだぞ！？」
A「しかし…」
紅葉「いいから！」
A「…殴りません、か？」
私がそう問えば、部屋の空気が凍り付いた
お父さんから自分より偉い人にはきちんと挨拶しなさいと言われ、怠れば殴られていた
新聞紙で←
恐怖するほどのことじゃなかったけど、地味に痛かったのを覚えてる←
紅葉「…殴らない。殴るわけない！だから、どうか顔を上げてくれないか？」
審神者のその言葉を聞き、私はゆっくりと頭を上げる
目の前にはイケメンが居た←
まじか審神者イケメンか←←
と、一人脳内でつぶやいていると審神者は話しかけてきた
紅葉「…まずは、謝る。本当にすまない。君を傷つけてしまったこと、同じ人間として恥ずかしい。申し訳ない」
そう言って次は審神者が土下座をする
私の両親を人間でくくって今までされたことを貴女に謝られても！？←←
取りあえず頭を上げさせなくては
A「あのっ！どうかお顔をお上げください…っ。貴方様は何も悪くなどありません。貴方様が謝られることなどなにもないのです…！」
そう熱弁すれば、おずおずと顔を上げてくれた
紅葉「…桜蝶姫。俺は、君をこの本丸で引き取りたいと思うんだが、どうだろう？」
A「貴方様は、それで宜しいのですか？私のような不浄なもの…」
紅葉「っ！君は不浄なんかじゃない！」
いや不浄だから←
神様とイケメンの中じゃ私みたいなのは不浄極まりないから！←←
紅葉「…それで、どうだろうか？無理強いはしないが…」
A「…貴方様さえ宜しいのでしたら、私は構いません。貴方様に助けられたこの命です。貴方様のために散らして見せましょう」
そう言うと審神者は一瞬辛そうな顔をしたが、すぐに宜しくなと言ってくる
A「こちらこそ宜しくお願い申し上げます、主様」
私は微笑んだ
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クロノト(プロフ) - う〜んお母さんもお母さんでコワイな (2022年10月22日 13時) (
レス) @page28 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
玲 - 絵すごい上手ですね！僕こうゆう話すごい好きです！僕が絵を書くと頭がパイナップルみたいになるのですごいですね！画力分けて欲しいくらいです！ (2022年1月19日 3時) (レス) @page30 id: 8ea6652359 (このIDを非表示/違反報告)
鱗川 - 香恋さんにとても同感です！ (2022年1月5日 1時) (レス) @page30 id: d49fa68ddd (このIDを非表示/違反報告)
香恋 - 話も面白いし、絵すごい上手ですね！見た時びっくりしました！この話とっても面白いです！これからも頑張ってください！応援しています！ (2020年5月12日 12時) (レス) id: e1e3ded61a (このIDを非表示/違反報告)
名無しのモブ - ２３の小狐丸が子狐丸になっています (2019年10月1日 19時) (レス) id: 977f6c68bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご
| 作成日時：2017年2月13日 23時
