懐かしい ページ18
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放課後、私は体育館へ向かう。
「あれ、三浦じゃん。」
「…マネになんの?」
体育館につくと、金田一と国見に会う。
「まだ、決めてない。
今日は見学に来たの。」
私がそう言うと金田一はホッとしたようにため息をもらす。
「はぁ…良かった。三浦がバレーと関わりもたないとか怖すぎるもんな!俺はいつでも待ってるからな!!」
そう言って肩に手を置く。
「うん、ありがとう!」
私が思い切り笑顔を見せると赤くなる金田一。
相変わらず初心だな。
「…俺との約束破ったよね。」
国見がこちらをジトっと見る。
「あ〜…えっと…塩キャラメルいr「いる。」…おうよ。」
私は国見に塩キャラメルを手渡しする。
「今回はこれで許してやるよ。」
…そうですか…
国見も相変わらずでマイペースだなぁ
「あ、Aちゃん!!来てくれたんだね!!!!」
「お、マネージャーやんのか?」
「このこが話してた三浦Aちゃん??」
「え〜めっちゃ美人さんじゃん。」
及川さんと、岩泉さん。それからおそらく3年生と思われる二人が体育館に来る。
いやぁ、美人さんだなんて照れるなぁ
なんて思いながら、お辞儀する。
「あそこに更衣室あるから着替えておいで!」
「はい!」
私は体操服を持って更衣室へ向かった。
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作者名:ねお | 作成日時:2022年4月29日 19時