左手93 ページ3
杏寿郎がいると言っていた駅に来ると人がたくさんいた。そして炭治郎と伊之助が列車をこの地の主とか言ったのでAが吹いた。
『む、無理...お腹痛い......腹筋割れる.....』
「お前らここで待っとけよ!!!俺とAちゃんで切符買ってくるから!絶対動くなよ!?」
善逸と切符を買うために並んでいると、善逸が緊張した顔で小さな袋を出した。
「Aちゃん、これ良かったらどうぞ」
『わ!ありがとう。開けていい?』
「もももももももちろん!」
『(なにかな...)!紐買ってくれたの!?』
袋の中には、黄色と青と桃色の紐が入っていた。Aが驚いて善逸を見ると照れていた。渡す場所可笑しいとか言ったら駄目ですよ。気持ちが大事です。
「Aちゃんの好きな色は知らなかったから、炭治郎の赤色があるなら俺と伊之助と禰豆子ちゃんの色も着けて貰いたいなって...いいいいい嫌じゃなかった!?」
『ううん...嬉しいよ.....すっごく嬉しい....』
Aも、三人の色を買おうとしていたのだ。それを本人から貰えるなんてお守りレベルだろう。Aは赤色の紐を手首に着け直し、それと交わる様に桃色の紐を着け、黄色を髪に着けようとしてまた善逸にやってもらい、青色は蛍刀(蛍から貰った刀)に着けた。
『善逸、ありがとう。ずっと大切にするよ』
「えへへ。Aちゃんに喜んでもらえて良かった」
『(...こんなに良い人なのに、どうして恋仲がいないんだろう)』
一緒に居ないと分からないものだろうか。少なくとも、善逸は最初から良い人だ。
312人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
恋月姫(プロフ) - わぁ!ありがとうございます!!!本当に面白くて大好きな作品なので…!書いてくださり凄く嬉しいです! (2019年8月16日 22時) (レス) id: 827e8f9fa2 (このIDを非表示/違反報告)
夜狐灯 - ありがとうございます!翔バージョンも頑張って書きますね!!! (2019年8月16日 17時) (レス) id: 6592f6fd87 (このIDを非表示/違反報告)
恋月姫(プロフ) - 本当にすごく面白いです!!!面白すぎて、1日で追いつきました!笑笑あの…もしも可能なのであれば善逸と伊之助以外のバージョンってできるのでしょうか?例えば…翔君バージョンとか…。翔君との話が大好きでどうなるんだろうな!?と気になってしまって!!! (2019年8月15日 0時) (レス) id: 827e8f9fa2 (このIDを非表示/違反報告)
夜狐灯 - そんな風に言っていただきありがとうございます!!!素晴らしいなんて....今、感動で心臓が痛いです(笑)伊之助バージョンも書いていきます!! (2019年8月14日 1時) (レス) id: 6592f6fd87 (このIDを非表示/違反報告)
れん 炭治郎神推し - 伊之助もみたい!面白すぎて夜に見てたら二日で追い付きました笑 私漫画持ってないけどネタバレ覚悟で読みきりました笑笑 ネタバレも気にならないくらいいい作品です!こんな素晴らしい作品をありがとうございます! (2019年8月14日 0時) (レス) id: d67f03efe8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夜狐灯 | 作成日時:2019年8月9日 16時