55話 ページ10
しばらく車にに揺られ着いたのは、案の定お洒落なバー。
こういう所初めてだから緊張するな。
いつも家で飲んでたもんな。
「バーボンをストレートで」
バーボンを注文すると、隣の安室さんは微かに肩を揺らした。
「キティをお願いします」
安室さんはキティを頼んだ。
これ、私の正体知ってるぞってこと？
「どうして安室さんは今日、私をココに誘ったんですか？」
「……話が、あるからです」
話？
「……単刀直入に聞きます」
安室さんはキティをひと口含んでから、こちらに向き直って私の目を見つめた。
急に改まって……何の話や！
「あなたは………──────"キティ"ですよね？」
んえ！
バレた！？
嘘だろ……
いや別に、今更それがバレてやばいことは無いんだけどね。
でも、安室さんに距離を置かれたりしないかな？
「……どうしてそう思ったんです？」
「ベルモットが貴方を知っていたからです。貴方は"一ノ瀬A"であるのに、ベルモットは貴方を見て"キティ"と言っていました」
まじか
ベルモットさんも私のこと知ってたのかよ。
私まじで過去に何やった？
何で組織に入ってんだよ
「……はい、実はキティというコードネームで組織に入ってます」
「でも、この前"キティ"について聞いた時には『知らない』と言っていましたよね？」
「あ、れは………あの時は、知らなかっただけです。その後調べてみて、私だったことが分かりました」
そう、思い出したよ！！
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華美 - ミントさん» 嬉しいコメントありがとうございます！次も降谷さんとのラブラブ書いていきます！ (2019年5月6日 18時) (
レス) id: 06514a18af (このIDを非表示/違反報告)
ミント(プロフ) - とっても面白いです！次も楽しみにしてます！ (2019年5月6日 18時) (レス) id: 6f58fc9af6 (このIDを非表示/違反報告)
華美 - カナリアさん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 06514a18af (このIDを非表示/違反報告)
カナリア(プロフ) - とっても面白いですね！更新頑張ってください！ (2019年4月27日 19時) (レス) id: 0cf1c80018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華美 | 作成日時：2019年4月20日 11時
