69話 ページ24
「それにしても……本当に私のこと好きだったんですね」
「……何を今更。まさかハニートラップだとでも思ってたんじゃないだろうな？」
「…………図星です」
だってだって、こんなイケメンな人が私の彼氏って！
信じられると思う！？
いや信じられないね！
「……俺には昔、仲の良い友人が4人いたんだ」
ポツリと呟く降谷さん。
仲の良い友人……って警察学校組のことかな？
「だが……そいつらは皆、事件や事故で死んでしまった」
改めて聞くと、かなりエグいよな…
特に爆弾の事件。
萩原さんと松田さん……死なないで欲しかった。
「そいつらがいなくなった後、俺は心から笑えなくなっていたんだ」
「……」
「でも、そんなときAが現れた。君は光だったよ」
「……っ私も、降谷さんは光です！」
涙が出そうになったけれど、ここで私が泣くのは何か違うと思ったのでギリギリで耐えた。
「零」
「え？」
「零……そう呼んでくれ」
「分かりましたッ！」
え、待って待って嬉しい！
名前呼び許可出ましたー！
もはや結婚したも同然だねっ！(早い)
「それにしても……いいのか？俺で」
「はい！むしろ降谷さ……零さんじゃないとダメです！」
「8歳差もあるが？」
「7歳差です！もう少しで誕生日なので」
お祝いしないといけないな、と笑う零さんに思わず私も微笑んだ。
「……それに、俺と一緒にいたら危険な目に遭うかもしれない」
「もう私も危険に首を突っ込んでいるので関係ないです」
黒の組織に入ってたもんね。
これが危険じゃないはずがない。
いや、結構和やかな雰囲気だけどね？
「それに………」
「もうっ、零さんは心配性ですね！？私は一途なので心配いりませんよ！」
まだ続けようとする零さんに少し呆れ笑い。
でもそんな所も可愛い。
そうやってお互いの不安を打ち明け、さらに距離が縮まった二人の乗るRX-7の中は、甘い雰囲気に包まれていた。
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華美 - ミントさん» 嬉しいコメントありがとうございます！次も降谷さんとのラブラブ書いていきます！ (2019年5月6日 18時) (
レス) id: 06514a18af (このIDを非表示/違反報告)
ミント(プロフ) - とっても面白いです！次も楽しみにしてます！ (2019年5月6日 18時) (レス) id: 6f58fc9af6 (このIDを非表示/違反報告)
華美 - カナリアさん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 06514a18af (このIDを非表示/違反報告)
カナリア(プロフ) - とっても面白いですね！更新頑張ってください！ (2019年4月27日 19時) (レス) id: 0cf1c80018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華美 | 作成日時：2019年4月20日 11時
