白のお姉さん【チェンソーマン】 (ページ6)

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05話　1週間ページ6

NO side

そこにいたのはAの上司であるマキマだった。

ﾏｷﾏ「うん、ただいま。

既にデンジくんが倒してくれていたからね。」

「デンジくんって、さっきのメールのチェンソーの悪魔の名前？」

聞き慣れない名前にAは首を傾げる。

ﾏｷﾏ「そう、彼は人間でも悪魔でもあるからね。

少しの間頼めるかな？」

「1週間くらい？」

Aは指を1本立てた。

ﾏｷﾏ「そうだね。」

「分かった、任せて。

そこにいるの？」

ﾏｷﾏ「うん、いる。

車の中に入れてもらってもいい？」

マキマの問いにAは肯定を返した。

「いいよ〜、今日はこのまま帰るつもりだったから。

手間が省けて良かった。」

ﾏｷﾏ「なら良かった。

じゃあ、あとはよろしくね。」

「はーい。」

マキマは車のドアを開けると外にいるデンジと少しだけ話して、本部へと入って行った。

Aはデンジと呼ばれたチェンソーの悪魔の姿を待つが彼はなかなか入ってこなかった。

「デンジくん、だっけ？

入って来なよ。」

Aがこれをかけると恐る恐るデンジは姿を現した。

彼はマキマにより公安の服に着替えさせられていた。

ゆっくりとデンジは車の中に入った。

「(本当に魔人とは違うんだ。)」

Aはデンジの姿に少し驚いた。

ﾃﾞﾝｼﾞ「は、初めまして…！！」

一方のデンジはAを一目見た途端、目の前にいる彼女が自分の探し求めていた白のお姉さんであることを確信した。

だが、此処で問題が1つ。

デンジはAが自分を覚えていてくれているか不安で仕方ないのだ。