白のお姉さん【チェンソーマン】 (ページ44)

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43話　緊急レクチャーページ44

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「あ、そういえばデンジ。

箸の持ち方分かる？」

ﾃﾞﾝｼﾞ「あ、分かんねぇ…。」

3人は思い出したような表情をした。

「…練習しよっか。」

ﾏｺﾄ「ですね。」

ﾃﾞﾝｼﾞ「おなしゃす！」

「まずはね…。」

そうしてお箸の緊急レクチャーが始まった。

店員「お待たせしました〜！」

そんな話を3人でしていると店員がお盆を持って来た。

店員「茶蕎麦と、天丼と、ざる蕎麦ですー。

ざる蕎麦と茶蕎麦にはこちらをつけておきますね〜。」

「ありがとうございます。」

次々とテーブルに置いて行く店員にAは丁寧にお礼を言った。

店員「じゃ、ごゆっくり〜！」

ﾃﾞﾝｼﾞ「腹減った〜！」

店員が去って行くと同時にデンジは声を上げた。

ﾏｺﾄ「いただきましょうか。」

「そうね、じゃあ！」

「「「いただきます！」」」

3人で声を合わせて言うと一斉に食べ始めた。

「ん〜！

美味しい！」

ﾏｺﾄ「うん、これですこれ。」

ﾃﾞﾝｼﾞ「うめぇ！」

1口食べると各々が口々に言う。

「箸も上手く使えてるね。」

ﾃﾞﾝｼﾞ「はい！

Aさん、これ美味いっすよ！」

デンジの箸使いを見ながら言ったAにデンジは返した。

「そうなの？

じゃあ、1口いただけるかしら？」

ﾃﾞﾝｼﾞ「勿論！」

「私のもあげる。」

2人は麺つゆに蕎麦を入れて交換して食べた。

「うーん！

美味しい〜！」

ﾃﾞﾝｼﾞ「俺のとはちっとちげぇけど美味い！」

「マコトくんのも頂戴〜。」

麺つゆを元に戻しながらAは言った。

ﾃﾞﾝｼﾞ「俺も食いてぇ！」

ﾏｺﾄ「良いですよ。」

そうしてお互いに1口ずつ分け合い3人はそれぞれの食事を完食した後、Aはあることをし始めた。

ﾃﾞﾝｼﾞ「Aさん、何してんだ？」

「ん〜？」

Aはあるものを麺つゆに注いでいた。