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15話 いただきます ページ16

NO side


服を着るとAのいるリビングに入った。


「あ、デンジくん。

上がったんだね。

ちょうどご飯も準備出来たよ〜。」


低いテーブルに大量の料理を並べるAがいた。


髪は下ろし、薄化粧も落として服は半袖と短パンに変わっていた。


デンジ「(生足…えっちぃ。

って、それもそうだけど…!)

うひょー!!

めちゃくちゃ美味そう!!」


「あ、デンジくん。

髪の毛拭いてないね〜?」


喜ぶデンジに対し、Aは怒る。


デンジ「ごめんなさーい!」


「もう…。」


Aはタオルを持って来てデンジの前に立った。


「ほら、少し屈んで。」


デンジ「ウス。」


言われた通りに屈んだデンジの頭にタオルを乗せてそのままAは髪を拭き始めた。


デンジ「(ヤバっ…顔近い。)」


「お風呂から上がったらちゃんと髪の毛を拭く。

分かったー?」


デンジ「分かったー!」


「よーし、オッケ〜!

髪の毛短いからすぐ乾いたね。

食べよっか?」


デンジ「食べる!!」


デンジとAは床に座った。


デンジ「よし、食おう!」


「デンジくん、ストップ。」


デンジ「?」


早速食べようとするデンジにAは待ったをする。


「いい?食べる前は挨拶をするの。」


デンジ「挨拶?」


目の前の料理にありつけず少し不満げなデンジにAは説明をする。


「うーんとね。

食べさせてくれてありがとうございますって意味を込めて、いただきますって言うの。

食べ物の大切さはデンジくんもよく知ってるでしょ?」


デンジ「うん、スッゲェ知ってる!!」


デンジは激しく頷く。


「じゃあ、手のひらを合わせて?」


デンジ「こう?」


Aの動きに合わせてデンジも真似をする。


「そう。

一緒に言おっか。

せーの!」


「「いただきます!」」


2人は仲良く手を合わせて声を上げた。

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設定タグ:チェンソーマン , デンジ , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
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苺丸(プロフ) - あーりさん» ありがとうございますぅ!!これからもこの作品をよろしくお願いします!! (7月30日 18時) (レス) id: a6d5a5ef39 (このIDを非表示/違反報告)
苺丸(プロフ) - 蘆花さん» そんな言葉を下さるなんて…ありがとうございます泣 (7月30日 18時) (レス) id: a6d5a5ef39 (このIDを非表示/違反報告)
苺丸(プロフ) - とわさん» ありがとうございます!次回作もよろしくお願いします^_^ (7月30日 18時) (レス) id: a6d5a5ef39 (このIDを非表示/違反報告)
あーり(プロフ) - 続きみたすぎぁ (6月20日 23時) (レス) @page28 id: 906740f418 (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - いや最高 (6月19日 15時) (レス) @page28 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:苺丸 | 作成日時:2023年6月7日 22時

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