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マキマ「…じゃぁ、セカンド間接キスだね。」
『………ファーストが良かったです』というデンジに、マキマはゆっくりと「ファーストでもセカンドでも。これから私が色々な味を体験させてあげるからね。デンジちゃんが知らないことも、たくさんね。」と優しく微笑んだ。
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静かになった部屋に、姫野のいびきが響いてる。
結局、エ ッチはしなかった。それは姫野がデンジの下着を脱がそうとしたときに、『もう眠いし、私は寝るぜ』なんて事を言ってそのことを拒んだからだ。
『わりいな。ポチタ。お前もエ ッチしたかったろ。でも私。やっぱりエ ッチするなら、これからはマキマさんがいいんだ。』
ベッドではなく、地面に寝っ転がっているデンジ。デンジは、姫野が汚いと言ったチュッパチャップスを持っている。今までずっと知らない男に抱かれて、欲を吐き出されて、嫌でも逃げられなかったその縛り。初めては好きな人と。愛する人なんてそんなことに憧れる暇さえなかった。でも、今は?
『銃の悪魔ぶっ殺すまで……それまでは……』………。デンジはそう呟いてから、自分に襲いかかってくる睡魔に任せるようにまぶたを閉じたのだった。
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◇89.ファースト間接キスは… ページ4
NO side
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突然のことに驚いているデンジ。そんなデンジに、マキマは微笑んだ。
マキマ「多分一生ゲロの味は忘れられないよ。でも大丈夫。デンジちゃんはこれから死ぬまでいろんな初めての味を体験する。ゲロの味を思い出してる暇なんてないよ。」
「とりあえずファースト間接キスは……チュッパチャップスのコーラ味だね。」と、どこか呆けているデンジに、マキマは優しく微笑んだ。
『…でもマキマさん。私、ファースト間接キスはもう終わってるんです』
マキマ「そうなの?」
『はい…煙草の味でした。』
初めての間接キス。デンジが思い出した光景は、ホテルの1室。最初は自分が望んで吸ったはずの煙草だったのに、今はそれが気に食わない。
マキマ「…じゃぁ、セカンド間接キスだね。」
『………ファーストが良かったです』というデンジに、マキマはゆっくりと「ファーストでもセカンドでも。これから私が色々な味を体験させてあげるからね。デンジちゃんが知らないことも、たくさんね。」と優しく微笑んだ。
静かになった部屋に、姫野のいびきが響いてる。
結局、エ ッチはしなかった。それは姫野がデンジの下着を脱がそうとしたときに、『もう眠いし、私は寝るぜ』なんて事を言ってそのことを拒んだからだ。
『わりいな。ポチタ。お前もエ ッチしたかったろ。でも私。やっぱりエ ッチするなら、これからはマキマさんがいいんだ。』
ベッドではなく、地面に寝っ転がっているデンジ。デンジは、姫野が汚いと言ったチュッパチャップスを持っている。今までずっと知らない男に抱かれて、欲を吐き出されて、嫌でも逃げられなかったその縛り。初めては好きな人と。愛する人なんてそんなことに憧れる暇さえなかった。でも、今は?
『銃の悪魔ぶっ殺すまで……それまでは……』………。デンジはそう呟いてから、自分に襲いかかってくる睡魔に任せるようにまぶたを閉じたのだった。
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レゼ推し隊部長ヒスイ - 続きが気になります! (2023年1月27日 18時) (レス) @page7 id: d82d2213ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:東雲一二三 | 作成日時:2023年1月23日 21時