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寂しさ ページ26
また、気まずくなって家まで送ってもらう車の中は
流れる音楽の音のみ
"君の声も その細い肩も
その瞳も 僕のものじゃない
どんなに 傍にいても
君の未来 壊さない限り
この想いを 叶えることは出来ないよ
ひとときの夢 痛いほど好きなのに
夜が終わってく"
流れる音楽に心を震わせた
題名も誰が歌ってるのかもわからない
でも、この歌が今の私の心情に似ている
それだけはわかった
シムさんとの間にまた、”溝”を感じた
CM「おやすみなさい」
「おやすみなさい…」
買った服はお店側がすでに家に送ってくれている
寒い冬の夜
冷たい風と冷たい手に小さいカバン
その手に温もりがないことを寂しく思った
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作者名：茶亀
| 作成日時：2014年9月6日 21時
