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二人の間には ページ24
CM「その段差気をつけてくださいね」
さりげなく手を取り段差につまずかないようしてくれる
勘違いしちゃいそう…
シムさんは、私のこと、どう思ってるの？
わかんないよ…
今朝、父からはユノさんとのデートの伝言
明後日、学校が終わったら大学まで迎えに来てくださるらしい
それから、ユノさんの別荘に二人で行って
スキーをするって…
このまま、ユノさんと結婚することになるのかな…
CM「どうしました？」
「いえ(^^)」
CM「星ってすごいと思いませんか？
バラバラだったものが一つの形になり
一つの星座として存在する
人間も同じだとおもいませんか？
僕たち個人はバラバラです
でも、それぞれが友情や愛情でくっついて形には見えませんが
一つのものになります」
「そうですね…
私とシムさんにもありますか？」
CM「目に見えないものですからね…
わかりません」
私たちの間には愛情も友情もなにもない？
私たちの間には何があるの？
越えられない壁しか…ないのだろうか
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作者名：茶亀
| 作成日時：2014年9月6日 21時
