ストーカー�� ページ30
夏休みが終わって 新学期が始まり、晋助の停学も解除された。
『絶対1人で帰らないでね』
「あぁ。委員会の時は銀時と一緒に帰るから大丈夫だぞ」
あれから、まだ時々人の気配を感じるのだ。
学校の奴かもしれないということもあり、学校の時も誰かが隣にいることにした。
一応松陽先生にも報告をしたので、なにかあったら教えてくれるだろう。
_____
その日の夕方だった。
いつもの様に家に4人と先生で集まって話していた時、チャイムが鳴った。
松陽先生がモニター越しに確認しに行ったが、誰も居なかった。
『…もしかして、小太郎の？』
銀「…かもな。松陽、木刀貸して」
松「これを使うのは久しぶりですね。まだ型は覚えていますか？」
『当たり前じゃん、何回やったと思ってんの』
私と高杉、小太郎も受け取る。
私たち4人は、中学に入ってから、元々剣道の選手だった松陽先生に剣道や護身術を教わっていた。なので私にもそこそこの実力はあるのだ。
高「…ヅラのケツ守るためだ」
そこで、もう1回ピンポーン、となる。
銀時が素早くドアを開け、目の前にいた男3人の腹を一気に突く。先生の教え方通りだ。
銀「高杉！追うぞ！」
高「ああ」
2人は逃げた2人を追い、私は倒れている3人を見る。
『小太郎、…この人達、3年の有名なヤンキー』
桂「えっ」
『ちょっと、起きて。話聞くから』
「お前らには用は…ねぇ…」
『だから何？起きろ』
無理やり3人の腕を引っ張り、起き上がらせるといきなり拳を顔にぶつけようとしてきた。
『そんなのが当たるかよ』
殴ってこようとした男にケリを入れ、もう2人に銀時と同じように今度はもっと深く木刀を突く。
3人は倒れた。
松「素晴らしい、型を覚えていてくれて嬉しいです」
桂「ありがとう、A」
銀「おい、連れてきたぞ」
銀時と晋助も2人を引きずりながら部屋に入ってくる。
松「では、(拷問)事情聴取を始めましょう」
事情聴取は、先生の黒い笑みで始まった。
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hinahina - とても面白い！！一気に読んでしまいました(笑)主人公が羨ましい！ (2020年5月19日 11時) (
レス) id: e67b64abce (このIDを非表示/違反報告)
ふさなら - 晋助好きにはたまらん！！ (2020年1月5日 0時) (レス) id: c67ee80021 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chaco | 作成日時：2019年7月25日 15時
