宮舘くんは愛されすぎてる？

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深澤side



in楽屋




9人での雑誌撮影が終わり、全員このあと仕事もないので各々が帰り支度をしてるなか、佐久間がテンション高く阿部ちゃんと話してる。


いや、あいつはいつもテンション高いけどね。

ほんと元気印だよ。





佐「まじ舘様の彼女、料理ちょ〜うまかった！」

阿「うーわ、俺食べれてないよ。食べて貰っただけだ」

佐「えっ、阿部ちゃんの手料理俺が食べたいんだけど！？佐久間も呼んでよ！」

宮「佐久間はその日ラジオだったからね」

深「なに、2人とも舘さんの家行ったの？」





俺が会話に参加すると、阿部と佐久間はにま〜っとした笑顔でこちらを見る。

どういう感情だよそれっ！笑





佐「ふっかはね〜あと100年早いな」

深「なんでだよっ！」

阿「あはは、でもさ、ほんといい人だったよね。舘さんのデレも見れたしね」

佐「分かる〜！佐久間さんもキュンキュンしちゃった！」




2人がわいわいと彼女さんについて話すのを微笑ましく見守る舘様の図は中々に平和だ。

そのあとも4人で話して「いいな、俺も舘さんの家行きたいな」と言ってると、帰り支度を終えた翔太がムスッとした顔で背後に立っていた。




深「うおぉい！ビビらすなよ！」

渡「お前ら、あいつに騙されてるぞ…」

阿・佐「はい？」

宮「翔太？」




なんか知らんけど深刻な顔で目を合わせてくるから、こっちも真剣に聞く姿勢をとる。









渡「Aはな……………涼太の彼女面がウザいんだよ！！」









・・・



・・・・・・






阿・佐・深「はい？」

宮「翔太…笑」






もうこっちは苦笑いしかないんだけど、本人は至って真面目な顔で訴え続けた。





渡「涼太の家行くだろ！？あいつ俺を見て帰れって言うんだよ！何様なんだ！平気でイチャつくしよ！彼女面すんなっての！」

阿「うん、あのー…Aさんは舘様の彼女だよ？」

佐「同棲って知ってる？」

深「この子は何を言ってるの？」

宮「もう…いい加減仲良くしなって・笑」

渡「やだ！」





完全にしょうたくん(5)になった翔太に、みんな呆れ顔だ。


彼女面って…だから彼女なんでしょ？笑
何を言ってるのかねこの子は。





阿「てかAさんに聞いたけど、翔太が行き過ぎだと思うよ」

深「え、そんな行ってんの？」

渡「いや週3しか行ってない」

佐「いや多い多い！」





総ツッコミ案件だぞそれ。

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