宮舘くんは愛されすぎてる？

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家に帰ると向井康二と目黒蓮がいました。



「ただいまー」

向・目「おかりなさいー」

「ええっ！？なんで！？」

向「めっちゃええリアクションやなぁ・笑」



思わず後ろに吹っ飛んで尻もちついた私に笑いながら手を差し出してくれる康二くん。

下からのアングルがあまりにも少女漫画のそれで年甲斐もなくときめいてしまった。

一応年上なので悟られないように手を借りて立ち上がる。



「ありがとう」

宮「Aおかえり。大丈夫？」



キッチンまで転んだ音が聞こえたのか涼太がひょっこりと顔を出す。


「大丈夫！え、ていうか2人が何故ここに…？」

向「今日ねぇ、だてが青椒肉絲作る言うから着いてきたんよ！」

目「俺はそれについてきました」

「そうなんだ」



YouTubeで作ってた回を思い出す。

私もあれを見たあとどうしても食べたくなって涼太にお願いして作ってもらったな。
もちろんすっごく美味しかった。



向「彼女さんにも会ってみたいなー思うてたから、会えて嬉しいわぁ」

「涼太、私の話とかするの？」

向「少しやけどね。だいたいしょっぴーが舘様の家行った次の日はゆり組大爆発ってかんじよ」

目「大爆発はやばい・笑」

「なんとなく想像はつく…」



基本言い争いのまま別れるから、その気持ちを楽屋まで持っていっちゃうのかもな。

じゃあもっと私にも優しくしなさいよとは思う。
だってだいたい翔太が悪いもん。



宮「みんな、出来たよ」

向「おおー！運ぶで俺！」



涼太の一言で飛び跳ねるように康二くんがキッチンに向かう。

お手伝いする子供みたいで可愛い。



目「康二可愛い？」

「へっ？」

目「顔に出てる・笑」


いつの間にか横にいた目黒くんにニヤッと笑われた。

ペタペタと顔を触って確認する。
そんな分かりやすい女だったっけ私？



向「めめきゅん！何やっとん！早よこっちおいで！」

目「うーっす。ほら、Aさんも。変顔はあとにして」

「してないよ！」



年下の子に振り回されて悔しい…



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