特別��*円堂守 ページ27
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｢……｣
私が見つめる先には、
クラスの男の子たちと楽しそうに話している円堂くんが…
告白した日から、
円堂くんはよそよそしくなってしまった
前はよく話しかけてくれたのに、
全然話しかけてくれない…
私から話しかける勇気もないから、
もうずっと話していない…
これ以上嫌われたくないし、このままでもいい…
そう思ってしまったけれど、やっぱり
このままじゃ、気まずいままじゃ…、嫌だ
放課後、ちゃんと話してみよう…
そう決意した私は、
なんだか頑張れそうな気がした
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｢…円堂くんっ…｣
教室を出ていく前の円堂くんに声を掛け、引き止める
円堂くんは、
1度止まって私の方を見てくれたけど
気まずそうに目を逸らし、そのまま行こうとしていた
その気まずそうな顔を見て、
私とは、もう話したくないんだな…
もう、だめなんだな…
そう思ったら、
｢…ごめんなさい、なんでも、ないです…｣
私は、そう言っていた
円堂くんは、お、おう…と答えて、行ってしまった
それから、
私はすぐに帰る気になれなくて、
教室の窓際でぼうっと立っていたら、
いつの間にか1人になっていた
好きにならなければ、
好きって言わなければ、
これからも一緒に楽しくお話したり、
できたのかな…
そう思ったら、
心臓がきゅっと痛んで、私の目から涙が溢れていた
円堂くんが私の事なんて、なんとも思っていないって、
分かっていたのに、
なんで涙が出るんだろう…
｢…A｣
突然後ろから聞こえた声に振り向くと
円堂くんが教室の入口に立っていた
びっくりして振り向いてしまったけど、すぐ下を向いた
泣いているせいか、円堂くんの顔を見たら
私の気持ちは、もう止められなかった
｢……どうしたら、いい…？
どうしたら、また話したり、できる…？
…もう、好きって言わないから…、
これ以上、好きにならないようにするから、
……円堂くんと…、また、仲良く、したいの…わゎっ｣
突然手をぎゅっと握られて顔を上げると
円堂くんがすぐ目の前に来ていた
円堂｢俺も好きだ…！
Aが俺の事好きになってくれるの、待ってた！
もう、両想いだよな？
もっかい好きって言ってくれ！｣
｢…えっ？｣
何が何だか分からないのに、
円堂くんに手を握られて、円堂くんに好きって言われて、
嬉しくて、幸せで…、
｢…好き、です｣
円堂くんの笑顔につられて
私も笑顔で答えた
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瑠璃(プロフ) - 美紅さん» コメントありがとうございます！申し訳ないのですがリクエストは受け付けておりません(>_<)💦 リクエストにお答えできるほどの文才も自信も持っておらず(>_<)💦 よろしくお願いします！ (2022年6月10日 21時) (
レス) id: 75384eaf90 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - リクエストをよろしいですか？ (2022年6月10日 17時) (レス) id: 2c9c8b9b13 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 奏多さん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉ありがとうございます！もっとキュンキュンしてもらえるように頑張ります〜！ (2022年3月23日 22時) (レス) id: 75384eaf90 (このIDを非表示/違反報告)
奏多 - 初めまして、いつもキュンキュンしながら読ませてもらっています。これからも頑張って下さい!! (2022年3月23日 21時) (レス) id: e041fb3c4a (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 偽薬さん» コメントありがとうございます！きゅんきゅんしてもらえて嬉しいです！頑張りますね(*^^*) (2021年12月9日 10時) (レス) id: 75384eaf90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃 | 作成日時：2021年8月22日 21時
